2022年 5月 17日 (火)

義経VS義高「見送り」シーンが怖い... 意味深演出も奏功 【鎌倉殿の13人】

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   嫡男・義高(市川染五郎)を源頼朝(大泉洋)のもと鎌倉へと送った木曽義仲(青木崇高)。義仲は平家の追討軍を撃退して上洛。ところが義仲と後白河法皇(西田敏行)との関係がうまくいかない。自身の平家打倒に向けて法皇の協力を仰ぎたい頼朝は、義仲潰しのチャンスとみて、源義経(菅田将暉)を大将とし派兵することを決断した。

   人質として鎌倉にやってきた義高は、政子(小池栄子)の目に留まる美しさだった。頼朝の娘・大姫(落井実結子)と仲睦まじくしている様子は、気立てのよい少年の印象。イケメンで優しいとはこのうえないが、空蝉集めが趣味とは、短命である蝉のインパクトから意味深である。

  • NHKの「鎌倉殿の13人」番組サイトより
    NHKの「鎌倉殿の13人」番組サイトより
  • NHKの「鎌倉殿の13人」番組サイトより

源氏同士の争いに

   そして、木曽義仲を撃ちにいくことを命ぜられた義経を義高が見送るシーンが印象的だった。義高の実の父親を討ち破りに行くという義経の手から義高の手に渡されたたっぷりの空蝉。義経の優しさにも映ったが「その後、おまえも殺されるのだよ」と、二度と会うことはない挨拶代わりにも見て取れた。いや、そう思っていたに違いない。

   ところがどっこい、イケメン義高はひるむどころか「こうならぬことを望んだ。源氏同士で争うなど無意味だと」という義時(小栗旬)に対して「父親には適うわけがない。九郎と再会することはない」と言い切った。涼しげな美少年が見せた牙は、義経からもらった空蝉をバリバリと握りつぶすことでさらに露わに。

   空蝉の儚さが、源氏対立の「無意味」な流血につながる演出となり、印象深いシーンとなった。ツイッターなどでも、「(義高は)顔立ちを褒められてニコニコしているだけではない息子のプライドを見せたな」「手の中で握り潰される蝉の抜け殻。短命や薄命の象徴。キマりすぎてて怖いわ」といった反応が出ていた。

   不穏な雰囲気のままエンディングとなった今回。今後は源氏同士の悲劇も展開されていく。

(Y・U)

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