ペア組むきっかけは...インスタ! 全仏テニス混合優勝の柴原組

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   2日(2022年6月)に行われたテニスの全仏オープン混合ダブルス決勝で、柴原瑛菜&W・コールホフペアが優勝。岩田絵里奈アナは「4大大会の優勝は、杉山愛さん以来23年ぶりの快挙です。柴原さんはどのような選手なのでしょうか」と切り出した。

   柴原は米国生まれ米国育ちの24歳で、2019年に東京五輪に出場するために日本国籍を選択し、女子ダブルスと混合ダブルスに出場したダブルスのスペシャリスト。世界ランク4位になったこともある。

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加藤浩次「テニス界でもこういうことが普通に...」

   元プロテニスプレイヤーの杉山愛は「プレーも素晴らしいが、チームをリードする精神力も素晴らしかった。混合ダブルスの難しさは、女子が狙われたり男子の強くて速いサーブやストロークを思い切り当てられたりするところだが、柴原選手は男性のショットにも対応し、サービスエースも取っていた。力負けしないのが魅力のひとつ」と話す。

   優勝インタビューでは柴原が英語で「夢がかなって嬉しい」と答え、コールホフ選手が日本語で「ドウモアリガトウ」と答えていた。そんな息の合ったペアだが、実はペアを組んだのは1カ月前。コールホフ選手がインスタグラムのダイレクトメールを柴原に送って、組まないかと誘ったのがきっかけだった。

   司会の加藤浩次は「インタビューでも相方に『誘ってくれてありがとう』と言っていましたね」とコメント。

   岩田アナは「コールホフ選手は『(柴原選手と)一度も話したことはなかったが、プレースタイルを見て合っていると思ったからお願いした』と話しています」と補足した。

   フリーアナウンサーの近藤サトが「めちゃくちゃ嬉しいです。SNSで話したことがない相手と組んで優勝してしまうというのは、驚きでした」とコメントすると、加藤は「たとえは悪いけど、マッチングアプリで出会って結婚するのが普通になっている今、テニス界でもこういうことが普通になっているのかもしれませんね」と話した。

   イエール大学助教の成田悠輔は「米国生まれの日本人というところも面白い。外国人と日本人の境界をぼやかす文化的な力も持っていそうですね」とコメント。

   読売新聞特別編集委員の橋本五郎は「この人と組みたいという気持ちがとても大事だと思う」とコメントし、加藤はこれに「逆に言葉がないほうがいいのかもしれませんね。素晴らしい優勝です。おめでとうございます」と答えてまとめた。

(バルバス)

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