妹を助けようとプールで女子大生溺れ死亡 若狭勝弁護士が指摘した「ホテルの責任」

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   鹿児島県指宿市のホテルのプールで、妹を助けようとした姉の女子大学生(21)が溺れて死亡した。26日(2022年7月)の「めざまし8」は姉妹の父親に取材、原因を探った。

   7月24日、指宿市の海岸にある「指宿シーサイドホテル」の長さ22メートルのプールの水深2メートル付近で、女子大生、山田絢子さん(21)が溺死した。

  • 安全確保策の徹底が求められている(写真はイメージ)
    安全確保策の徹底が求められている(写真はイメージ)
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谷原章介「水の事故は絶えないですよね」

   父親によると、夏休みを利用して、母親、祖母、中学生の妹の4人で鹿児島県を訪れていた。午後3時20分ころ、姉妹2人でプールに出かけた。プールは片側が水深1メートルだが、だんだん深くなり逆側は2メートルほどの深さになっている。プールサイドの中央に「2メートル←ふかさ→ 1メートル」と書いた矢印のついた看板が置いてある。

   深さ2メートル付近で妹が溺れかけたため、絢子さんが助けに向かった。妹は自力でプールサイドに上がったが、絢子さんの姿が見えなかったため、ホテルにいた男性に助けを求めた。その後、絢子さんは病院に運ばれたが、約2時間後に死亡が確認された。

   福岡県の自宅で知らせを聞いた父親は、「妹が溺れそうになっているのを見て、助けずにはいられなかったのでしょう」。事故当時、プールにいたのは、絢子さんと妹の2人だけ、近くに監視員などはいなかった。安全管理に問題はなかったのか?

   ホテル側は、「今後は見回りを強化し、プールサイドに注意を呼び掛ける大きな看板を設置する予定です」。

   若狭勝弁護士は、ホテル側の責任について、「プールでは溺死の可能性(危険)があり、損害賠償が認められるケースが多い」「水深2メートルとなると、ホテルの責任は重い。注意義務違反に当たるのではないか。そのポイントは、予見・回避できたか、で、今回は刑法上の業務上過失致死にあたる可能性もある」。

   MCの谷原章介「プールは、塩水と違って浮きにくい。人工物だから、安心感をもっていますが、実は水の事故は絶えないですよね」

   コメンテーターの国際政治学者、三浦瑠麗さんは「私も、中学生のころ、市営プールで2メートルくらいの深さがあると、それなりの不安感がありました。問題は、この表示ですね。危険性を周知するのに十分だったのか。親としては、子どもが入るプールは、監視員がいてほしいなという思いはあります」

(栄)

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