2024年 5月 4日 (土)

「刑事7人」柾木玲弥の演技に「号泣」 「クズの父親」への愛憎で「ぐちゃぐちゃ」な苦悩を表現

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「親父は、親父は結局人殺しなんですか!?」

   信二の葬儀当日、晃しかいない会場に悠がやって来る。70万円借りて葬式を挙げたという晃は、「天樹さん、親父の冤罪は晴れますか?もしそうなら、何よりの供養になると思います。金借りて、無理して葬式を挙げたかいがありました」と期待の眼差しを向けるが、悠が告げたのは、信二が真犯人という事実だった。

   悠は信二が自殺した現場を洗い直し、「晃へ 清美へ また人を殺してしまった 変われなくてすまん」と書かれた遺書を発見。同じペンのインクの跡が信二の手に残っていたことから、信二が京子を殺害、その後自殺したということで間違いないと晃に伝えた。

   「最初の見立てが変わることは十中八九ないと思っていました」と打ち明ける悠に、晃は「だったら何で!」と大声を出す。

   悠は信二の額に触れた晃の手が震えていたのを見て、「救いたい。たとえ1でも2でも違う可能性があるなら調べるべきだと思いました」と訴えるが、「だから...だからわざわざ親父がいたところ、回ったってことですか?寄り添うようなふりして!」と、晃の苛立ちはおさまらない。

   晃は頭を抱え、

「やっと...やっと親父のこと、ずっと好きだったんだって...本当は、本当は家族3人でずっと暮らしたかったんだって!やっと気付けたのに、思い出せたのに...なのに、なのに親父は、親父は結局人殺しなんですか!?」

と声を荒げる。

   「申し訳ない」と頭を下げる悠に、晃は

「何が?何がだよ!母ちゃんも裏切って傷付いて、親父だってもうこの世にはいねえし!もう家族は...家族はもうバラバラなんだよ!あんたのせいだよ。あんたのせいだよ!」

と詰め寄り、「もう帰ってくれよ。帰れよ!」と悠を突き放した。

   棺桶にすがり付くようにして嗚咽する晃のもとに清美がやって来る。清美が持って来たきんぴらごぼうを棺桶の上に置くと、

「ねえ母さん、覚えてる?親父、サッカーで骨折したの」(晃)
「困らせるばっかりだった、もう...」(清美)

と、親子2人は泣き笑いで会話したのだった。

   父親への愛憎入り交じる息子を好演した柾木さんに、ツイッターなどでは

「息子が父親を求める姿に号泣 息子役の俳優さんの演技力に号泣」
「クズの父親に対する軽蔑と憎しみとそれでも捨てられない愛でぐちゃぐちゃになって苦悩する息子...良かった...」
「息子役の人すごいよかった...救われてほしかったな...」

と、絶賛の声が上がった。

(TT)

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