山田涼介「親愛なる僕~」の見応え フジテレビ、攻めたなあ~

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   「親愛なる僕へ殺意をこめて」。主人公の浦島エイジを演じるのが山田涼介(Hey!Say!JUMP)ということで、ジャニーズファン向けのお子ちゃまドラマかな、と思って初回を見たら、とんでもなかった。むしろ、その反対で拷問シーンなども迫力があり、ハード過ぎて目を塞ぎたくなる。本当にお子ちゃまが見たらトラウマレベル。深夜ならまだしも22時台にこのエグさ。フジテレビ攻めたなあという感じ。

  • フジテレビの「親愛なる僕へ殺意をこめて」番組サイトより
    フジテレビの「親愛なる僕へ殺意をこめて」番組サイトより
  • フジテレビの「親愛なる僕へ殺意をこめて」番組サイトより

演技派揃いの俳優陣

   それにしても、この手の残虐シーン。海外の作品であればフィクションだと思って、心穏やかに見られるのだが、日本のものは逆に生々しいというか、どうも苦手だ。

   ストーリーは、ある日、自分は二重人格かも、と疑ったエイジが、もう一人の自分が殺人を犯しているかも、と思い、真相を追い求めるというもの。彼の実の父親は15年前に世間を震撼させた連続殺人事件の容疑者LL(早乙女太一)であり、今回の事件と手口が酷似しており、それゆえ、警察関係者にもエイジが疑われる、という流れ。

   警視庁管理官・猿渡役の高嶋政宏ほか、佐野史郎、遠藤憲一、尾上松也、桜井ユキ、門脇麦、川栄李奈と演技派揃いの俳優陣を揃えており、見応え充分。大人の視聴に充分耐えうるドラマといえそうだ。

   同じ時間帯、日テレは奈緒主演の「ファーストペンギン!」もあり、さらにTBSでは「水曜日のダウンタウン」を放送している。そのなかでどれだけファンを掴めるのかがカギ。昨今、1話はもひとつでも2話以降グンと面白くなるドラマもあるので、しばらくは見守る方向で。

(大熊猫)

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