「舞いあがれ!」工員・章の成長に「地味だけど感動」 「10年後」の姿に「感慨深い」

   NHK朝ドラ「舞いあがれ!」第15話が10月21日(2022年)に放送され、「岩倉螺子製作所」工員の結城章(葵揚さん)にツイッターなどで注目が集まった。(ネタバレあり)

   模型飛行機を完成させた岩倉舞(浅田芭路さん)は、日曜日に学校でお披露目しようと、父の浩太(高橋克典さん)を誘い、次いで工場で作業中の章の元へ行く。

  • NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
    NHKの「舞いあがれ!」番組サイトより
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章と久之が缶コーヒー片手に...

   「今度の日曜日や」と舞に誘われた章はにこやかにうなずいたが、「笠巻(久之、古舘寛治さん)さんも誘ってな」と頼まれると、一旦うなずいてから「えっ?」と目を見開き、奥で黙々と作業している久之を見やった。

   章の気まずさを知らない舞は、「飛行機のことは、内緒やで」と念押しし、章は「おう」とうなずくしかできないようだった。

   しかし日曜日、学校には浩太と母のめぐみ(永作博美さん)、章、久之が揃って訪れ、飛行機を完成させて得意げな子どもたちをみんなで微笑ましく見つめた。

   一方、製作所の特殊ねじの試作は「ようできてる」と評価され、量産に取り掛かることに。浩太とめぐみ、章、久之は肩を抱き合って喜んだ。

   10年後、大学生になった舞(福原遥さん)が、工員たちにに「おはようございます」と挨拶に来る。従業員が増えて大きくなった工場では、章と久之が缶コーヒー片手に何やら話し込んでいた。

   これまでの放送では、章はやる気なさげな印象が強く、ミスして久之に怒られる場面もあった。

   今回、章が10年後も浩太の下で働いていること、久之との距離も縮まった様子に、ツイッターなどでは

「10年後に章兄ちゃんが辞めずにいたの、地味だけど感動したよ...職人として成長してるんだろな」
「10年経って、笠巻さんに怒鳴られてばっかりだった章にいちゃんが、大きくなった工場の前で笠巻さんと雑談するほど仲良くなってるのが感慨深かったな」
「お父ちゃんと笠やんと章にいちゃんの工場トリオが大好きになった週だった」

といった声が上がった。

(TT)

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