2024年 5月 5日 (日)

川が突然、轟音の滝に 羽鳥慎一「県の早い対策・対応が必要じゃないかと」

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   突如、住宅街の真ん中に滝が出現し、住民はその轟音で夜も眠れないなんていうことが2年間も続いている。「群馬県前橋市のことです」と、けさ9日(2022年11月)の「モーニングショー」で司会の羽鳥慎一が報告した。

  • テレビ朝日サイトの番組ページより
    テレビ朝日サイトの番組ページより
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「音って生活の中で一番気になる...」

   市内を流れる広瀬川は農林水産省の「疎水百選」にも選ばれている穏やかな流れだったが、ある日突然、迂回水路に大量の水が流れ始め、合流点の段差で幅5メートルほどの滝のようになったのだという。それまで、迂回水路にはほとんど水は流れていなかった。

   リポーターの齋藤寿幸が行ってみると、「かなりの水量ですね。勢いもあります。音も響き渡っています」と驚く。騒音計で測ってみると、72.1デシベルで、これは地下鉄の車内や掃除機のレベルだ。川から30メートルほどの住人は、「窓とは反対側に枕を置いて寝ています」「あふれる不安があります」と弱り切っている。水しぶきで洗濯物が乾きにくいと訴える住民もいた。

   なぜこんなことになったのか。すぐ上流にある水力発電所が作業ミスで稼働を停止し、発電所に流すはずの本流をすべて迂回水路に放水したために発生した。しかし、これはおととし2月のことで、その後も県は防音シートを張っただけで放置。今年1月と6月に、たまりかねた住民が苦情を言ったことで、ようやく9月に説明会が開かれた。県は復旧工事の入札が不調で業者が決まらず、対応が遅れていると説明した。

   浜田敬子(「AERA」元編集長)「対応に時間がかかっている感じですよね」

   羽鳥「2年間以上こうした状況というのはちょっと厳しいかなと思います。音って生活の中で一番気になる、厳しいところですからね。県の早い対策・対応が必要じゃないかと思います」

   県は年度内の再入札を行う予定にしているが、年内とかに前倒しできないのかな。

(カズキ)

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