2024年 5月 16日 (木)

鎌倉殿の13人 政子と藤原兼子のバチバチ会談 「緊迫感あって見応え」の声

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   源実朝(柿澤勇人)に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉。そこに修行を終えた公暁(寛一郎)が鎌倉殿となると強い意志をもって帰還した。(ネタバレあり)

   一方、義時(小栗旬)と実衣(宮澤エマ)も実朝の言動に不満を抱き、跡継ぎ問題に思案を巡らせていた。そんな中実朝は、鎌倉殿の後継を、京が推薦する高貴な人物を養子に迎えて譲ろうと考え、後鳥羽上皇(尾上松也)に相談する。早速好意的な返事があり、政子(小池栄子)が、実朝に代わって京へと向かった。

  • NHKサイトの「鎌倉殿の13人」番組ページより
    NHKサイトの「鎌倉殿の13人」番組ページより
  • NHKサイトの「鎌倉殿の13人」番組ページより

その後、酒席に

   藤原兼子(シルビア・グラブ)との対面の場面。女帝同士のバッチバチの戦いに息をのむ。政子が献上した干しダコはどんな意味だったのか。「お口汚しに...」と薦めると、「坂東の者は汚れたモノを口にするのか?」とピシャリ。ところが政子も「たまには口が汚れるものもようございますよ」と反撃。双方が目を一瞬たりともそらさない。ひるまない。このやり取りに縮まりそうだった。タコが政子の運気を上げたのかもね。兼子がタコを肴に一盃やりたいと思ったのか、政子を酒席に誘った。ひょっとすると、政子はそれが狙いだったのか?

   「政子と兼子のやり取りに震え上がる。こええェ...。」「藤原兼子に気に入られて酒席にまで誘われてしまった。政子かっこいいよ政子!!」「緊迫の兼子vs政子。どっちも好きだなぁ」「兼子と政子の女傑同士の対決が緊迫感があって見応えがありました」などネットでも沸いた場面だった。

   政子は惨忍で卑劣な行為もある鎌倉に比べたら、兼子とのやりとりなんぞ、「屁」でもないと思ったのか、見事な協議場面だった。確かに鎌倉は殺るか、殺られるかの日々。気晴らしもしたかったのかもしれない

   そして実朝の跡継ぎは、後鳥羽上皇直系の頼仁親王になった。兼子と政子の女性同士の会談で決まったようなもので、政子の業績は大きい。政子が「従三位~」とおどけて帰ってきたのもわかる。

   事態は収まったかに見える反面、鶴岡八幡宮の惨劇に刻々と近づいてきた。公暁の殺気はもう誰にも止められない。

(Y・U)

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