2024年 4月 26日 (金)

3閣僚目「辞任ドミノ」と今後 羽鳥慎一「支持率が上がる要素がない」

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   政治資金に関する問題が指摘されていた寺田稔総務大臣。先週金曜(2022年11月18日)までは「職責をしっかり果たす」と辞任を否定していた。しかし、昨日20日午後7時40分過ぎに「たった今国務大臣の辞表を提出させていただきました」と一転しての辞任劇となった。

   事実上の更迭とみられているが、閣僚辞任は旧統一教会問題の山際前経済再生担当大臣、死刑執行に関する発言が問題視された葉梨前法務大臣に続いて3人目。岸田総理は「国会中相次いで閣僚が辞任することとなりお詫び申し上げます。私自身任命責任を重く受け止めております」と語ったが、今後どうなるのか。21日の「モーニングショー」は辞任ドミノが続く岸田内閣の状況についてスタジオで議論を交わした。

  • 岸田内閣はこれからどうなる?
    岸田内閣はこれからどうなる?
  • 岸田内閣はこれからどうなる?

山口真由「基準を見失ったように見える」

   寺田大臣の主な疑惑は、「地元後援会が故人を会計責任者として記載」「政治団体事務所賃料を妻に支払い」「去年の衆院選で運動員に違法な報酬」といったもの。テレビ朝日政治部の原慎太郎記者は「山際氏や葉梨氏は判断が後手に回り傷口を広げたので、補正予算審議入り前に踏み切った。しかし党内からは岸田総理のさらなる求心力低下を懸念する声も」としている。岸田内閣の支持率はANNの世論調査では30.5%と最低を更新している。

   石原良純(タレント)「内閣支持率には驚いてしまうが、国際情勢がこういうときに総理大臣がころころ変わるのは嫌。しっかり仕事してもらいたい。今後どうなっていくのか」

   司会の羽鳥慎一「支持率が上がる要素がない」

   山口真由(法学者)「山際さんを長く大臣にしていて、葉梨さんは後手に回ったとはいえ早めに切った。そのあと岸田内閣は基準を見失ったように見える。葉梨さんの死刑を軽んじる発言は許されるものではないが、軽率さ以上の悪質さはなかった。その基準でいくと寺田さんは当然更迭しなければいけなくなる。週刊誌などは今閣僚を狙っている。ポロポロ出てきたときに葉梨基準でいくと更迭しなければいけなくなる。基準を見失った内閣がこれから腰を据えて政策に当たれるのか心配。どういう行為に対して何が値するのかきちんとした基準がないと閣僚も『これで更迭なのか』というのがたまっていく。岸田さん正念場じゃないか」

   羽鳥慎一「辞任ドミノが懸念されているところではあります」

(みっちゃん)

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