2024年 5月 4日 (土)

千鳥・大悟が志村けんさんとの思い出にひたる場面が泣けるんじゃ

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   千鳥がレギュラーをつとめる番組のなかで、もっとも千鳥らしさを堪能できるのが「テレビ千鳥」(テレビ朝日系)。なかでも料理シリーズは、「これで熱燗飲んだら旨いんじゃ!!」や「ごま油選手権!!」、「パンにこれ挟んだら旨いんじゃ!!」などなど、見ると必ず真似して自分も作りたくなる企画が面白い。この日(12月2日未明、2022年)の「スープの出汁が足りんのじゃ!!」はそんな料理企画もさることながら大悟の思わぬ行動から、胸アツの神回になった。

  • テレビ朝日サイトの「テレビ千鳥」番組ページより
    テレビ朝日サイトの「テレビ千鳥」番組ページより
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「スープの出汁」がテーマだったが...

   オープニング、楽屋で冷たいおにぎり弁当を食べる大悟、「スープが欲しい」と言い出し、スープの出汁になる具材を求め、麻布十番商店街へと向かう。飲食店で廃棄する食材を貰って美味しいスープを作るのが今回の意図。最初の和食店でネギの上の部分と鰆の中落ちを貰って、さっそく調理。場所は、近隣のパーキングで、すぐ横は工事中のため、ちょくちょく工具の音が入るなか、まずは、魚をお湯で一度洗って生臭さをとるなどとうろ覚えの知識でスープを作ってみるが、美味しいが魚臭い、と。そこで料理芸人のロバート馬場に電話し、助けを乞う。

   さらに、大悟行きつけの焼肉屋で和牛のタン下を、フレンチ店で人参と大根を貰い、例のパーキングへと戻る途中、大悟が「あ、師匠のガールズバーや」と立ち止まった。店の窓には2019年の舞台「志村魂」の色の褪せたポスターが貼っていた。2006年から志村けん主演・主催で毎年行われた「志村魂」。のちょうど私が見に行った時の公演のものだった。舞台で見る志村けんの面白さと、人情劇での泣かす芝居に圧倒されて「また絶対観よう」と思ったのに、まさかその翌年にコロナで帰らぬ人になってしまうとは......。

   まだ開店前のガールズバーの前で「いつもあの一番奥(の席に)師匠が座って、その手前にワシが座って飲んでた。ほんで、ここ(店前の路上)にずっとロールスロイスが(停めてあった)」と述懐する大悟。その後、いったん調理場に戻るも、ノブに「灰汁をとっといて。俺はもっと材料を集めてくるから」と単独行動。その行き先は、志村との思い出が詰まったまた別の店「三と十」だった。

   ちょっと煙草吸わせて、と店に入った大悟。そこで、志村との思い出に浸り、残されていた「志村けん」と書かれたボトルの酒を飲みながらしみじみ。しばらくしてノブが「なにしとんじゃ」と入ってきた時、ちょっと大悟が涙目のように見えたのは気のせいか。

   大悟にはいつか麻布十番の思い出の店を巡りながら、志村との思い出話をして欲しいものだ。

(くろうさぎ)

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