自転車ヘルメット、大人も「努力義務」 かぶる人増える?安住紳一郎アナが予想する変化

   現在は13歳未満の子どものみが対象となっている「自転車のヘルメット」について、政府は来2023年4月1日から、すべての自転車利用者に努力義務を課すことを決めた。きょう12月21日の「THE TIME,」がこの話題を取り上げた。

  • 自転車の運転風景が変わる?
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「ドラマのシーンとかも...」

   警察庁によると、自転車事故の死者は昨21年までの5年間で2145人で、ヘルメットをつけていない人の致死率は着用者に比べて約2.2倍だったという。しかし、番組が街で取材すると、「かぶりません。(ヘルメットを)はずすときに(髪が)めちゃくちゃになるでしょ。せっかくセットして出てきたのが」「子どもは絶対かぶった方がいいと思うが、大人がかぶっているのはちょっと恥ずかしいかな」。

   宇賀神メグ・アナウンサーが紹介した視聴者の声も「ダサいから正直したくないかも」「駅に自転車を止めているので保管場所が問題」「努力義務だと強制力を感じない」と否定的なものが多かった。

   MCの安住紳一郎は、「努力義務」について説明。法律の条文で「〇〇するように努めなければならない」と努力することを義務付けたもので、通常は罰則はないのだが、道路交通法に詳しい高山俊吉弁護士によると、事故が起きた後の民事裁判で賠償額を算定する際に、ヘルメットを着用していないと賠償額を満額もらえないなどマイナス要因になることもあるのだという。

   安住「ドラマのシーンとかも、自転車のシーンは今度からヘルメットをかぶることになるのではないでしょうか」

(キャンディ)

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