「舞いあがれ!」柏木の舞への対応にモヤモヤ 冷たい?突き放した感じ?

   NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」1月10日(2023年)放送回。めぐみ(永作博美)は、舞(福原遥)とともに工場のIWAKURAの再建に向けて、いったい何ができるのか策をめぐらす。そんな二人を少しでも助けようと、大阪にやって来た祥子ばんば(高畑淳子)は弁当を作りに精を出す。(ネタバレあり)

  • NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」番組サイトより
    NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」番組サイトより
  • NHKの朝ドラ「舞いあがれ!」番組サイトより

返事に一瞬つまっていた舞

   社長だった浩太亡きいま、経営を任されても簡単にはいかない。しかも軌道にのっている会社の継承ではなく、マイナスからのスタートとなればなおさらだ。考え抜いたあげく会社をたたむことを決断しためぐみ。舞が反対する気持ちもわかるが、現実は厳しい。

   そんな舞に電話をする柏木(目黒蓮)。「そっち行こうか?」といっていたが、こういう時は何も聞かずに舞のそばに行ってあげてほしい。舞がどれほど励まされるか。せめてお線香だけでもあげにいってほしいが。

   電話で「パイロットになって親孝行すれば良い」と励ましたつもりなんでしょうけど、今の舞には伝わらないよね。実際に舞は返事に一瞬つまっていた。

   柏木は夢に向かってまっしぐらで、決して悪い子ではないのはわかる。ただ舞がいて欲しいときにいないし、欲しい言葉はくれないし、今回の登場は、舞を突き放した感じさえした。柏木は、隣の貴司(赤楚衛二)に「舞は俺が守る」と息巻いていたのにどうなることやら。「柏木は感情に寄り添うための想像力が乏しい質なんだろうな」「柏木さんがそろそろフェイドアウトしそうで悲しい」「柏木の扱いが雑すぎる」など柏木に対する視聴者の反応もさまざまだった。

   遠距離恋愛が実らない可能性が大きくなってきたように感じるが、3月までの後半、2人の恋の行方はどうなるか。そしてIWAKURAの大ピンチ。このまま閉鎖とはいなかいとは思うが、ここ一番で馬鹿力を発揮できるか見逃せない。

(Y・U)

姉妹サイト