ガーシー議員「帰国後に逮捕」の可能性は? 「会期中の不逮捕特権」との関係(めざまし8)

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   警視庁から関係先の家宅捜索を受けたNHK党のガーシー参院議員は、「きのう12日(2023年1月)に自身のSNSで「3月に始まる参院(編注:国会召集は今月23日)に出席するため、3月上旬に帰国する」と語った。13日の「めざまし8」で西岡孝洋アナは、「『おれは日本に帰ります。堂々とね』と話したガーシー議員、帰国後、逮捕される可能性は果たしてあるのでしょうか」と取り上げた。

  • 国会に姿を?
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風間晋「『これはまずい』となったら...」

   ガーシー議員は「暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)」「名誉棄損」「強要」「威力業務妨害」で著名人や会社経営者から告訴されていて、警視庁からも事情聴取を要請されているが、国会議員は会期中は逮捕されないという不逮捕特権があると主張している。

   これについて、若狭勝弁護士は「ガサ(家宅捜索)をやったということを踏まえて、警視庁はかなり真剣に、相当勢いを持ってやろうとしていることがうかがわれます。通常国会が終わる6月中旬、少なくとも7月あたりに逮捕するというタイムテーブルが敷かれていると思います」とみる。

   NHK党の立花孝志党首は「3月27日の参院総務委員会で、ガーシー議員が直接質問できるようにしたい。国会での発言は憲法51条で免責特権があるので、実名でやっていく。ガーシー砲がさく裂する」と予告している。

   しかし、これについても若狭氏は「暴露のためだけにやっていると、免責特権は必ずしも適用されません。国会審議とは関係なくやって民事的、刑事的責任を追及されたというのは、判例にあります」

   金曜の総合解説の風間晋(フジテレビ解説委員)「会期の最後まで日本にいることはない。『これはまずい』となったら、出国するんじゃないか。大事になればなるだけ自分にとって好都合、政党にとっても話題になれば自分にいいように使えるということなんだろうなあと思います」

   まずは参議院が懲罰委員会を開いて、これまでの国会審議に出席しなかった『職務怠慢』を追及すべきだろう。

(カズキ)

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