マンションで「いきなりドカン!」 また「スプレー缶ガス抜き事故」の訳 (モーニングショー)

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   「東京・六本木のマンションで爆発火災が起き、3人がけがをしました。当時、不動産会社の社員がスプレー缶のガス抜きの作業をしていました」と司会の羽鳥慎一。17日(2023年1月)の「モーニングショー」は、不動産会社の事務所兼倉庫で発生した火災の原因について伝えた。

   番組が流した映像には、16日午前11時ごろの現場の様子が。マンションの一角から炎が激しく燃え上がり、黒煙が立ち上っていた。「避難してください!」と大きな声で何度も呼びかける男性の声と、破裂音も繰り返し聞こえる。

  • テレビ朝日の「モーニングショー」番組サイトより
    テレビ朝日の「モーニングショー」番組サイトより
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羽鳥慎一「爆発の勢いが本当にすごいですね」

   鎮火直後のマンション内では、いたるところで天井が崩れ落ち、エレベーターの分厚い扉は大きくゆがみ、エントランスの扉は傾いてしまっていた。爆発の威力が分かる。

   出火元の真上の階に住む女性は、「部屋の中が水浸しで。炎や煙が全部(部屋の)中に入っていたので。(部屋の中は)全部ダメですね」。また、別の住人女性は「いきなりドカン!って感じで、鼓膜が敗れそうな衝撃波。ドカンって体にきて、タオルとか部屋の中に吹っ飛んできて。ドアが開いたの、バタンって。隕石が落っこったのかと思った」と話した。

   ここで思い出されるのは、2018年12月に札幌市で起きた爆発事故。この時は不動産仲介業者が77本以上の消臭スプレーを閉め切った部屋で噴射していて、湯沸かし器をつけた際に火花が出て爆発した。

   警視庁によると、六本木で起きた爆発事故では、不動産会社の社員らが室内で30~50本のスプレー缶のガス抜き作業をしていたという。

   森山みなみアナは、スプレー缶に火災の発生件数について「例年、12月と1月に増加しています。さらに、おととし(2021年)起きたスプレー缶による火災の6割以上が穴あけなど、廃棄の際に発生しています」と説明。

   羽鳥「爆発の勢いが本当にすごいですね」

   菊間千乃(弁護士)「このニュースを見て、札幌でも数年前にあったなと思い出した。私自身も忘れていたので、スプレー缶の威力がこんなにすごいということを今一度確認して、気を付けてちゃんと外で最後の処理をしないといけないなと思います」

   羽鳥「12月、1月に(スプレー缶による火災が)多いのは、外が寒いから中で処理してしまいます。結果、こうなりますってことなんでしょうね」

(ピノコ)

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