178人の「タナカヒロカズ」を集めて昨2022年10月にギネス世界記録を達成した田中宏和さんが2月13日の「スッキリ」スタジオに現れた。
司会の加藤浩次「ヤバイじゃないですか!田中さん、やられちゃいましたね」
田中さん「いやあ、短かったですねぇ」
「大規模な合コン...」
そう、「同姓同名の人が5分間同じ場所にいた人数」のギネス世界記録は、4日、セルビア・ベオグラードのショッピングモールに集まった256人の「ミリツァ・ヨヴァノビッチ」さんたちによってあっさりと更新されてしまったのだ。
「98日間の世界1という...」と肩を落とす田中さん、「我々、達成後に調べたら、世界44カ国で報道されたんですよ。BBCニュースを始め、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南米も含め。目立ちすぎたんでしょうねえ...」と、記録が破られた原因を分析した。
29年前から活動し、3回目の挑戦でようやく達成したという田中さんの記録。なぜ、それからわずか3カ月後に、いとも簡単に更新されてしまったのか。岩田絵里奈アナはここで、主催者であるセルビアのイベント会社の3つの作戦を紹介した。
1つ目は「そもそも多い名前を探せ」作戦。セルビアで最も多い名前「ミリツァ」と最も多い名字「ヨヴァノビッチ」を組み合わせ、「ミリツァ・ヨヴァノビッチ」をターゲットにしたという。
2つ目は「地元からバスで送迎」作戦。首都ベオグラード以外の4つの地域からの参加者に、主催者側が無料で送迎バスを提供したそうだ。
3つ目は?
岩田アナ「豪華プレゼント攻撃!マクドナルドのランチ引換券、ショッピングモールの商品券、ヘアケア用品メーカーから商品のプレゼント!お金かけてます」
田中さん「都会の人だなって思いました。我々は、『ムーミン谷』に住んでたのか。『タナカヒロカズ村』だったのかっていうくらい。やられたーって感じ」
悔しさをにじませる一方で、「こんなしょぼいオッサンの企画が、世界を動かしたのはちょっとゾクッとしました」とも語った田中さん。ここで、新たな「企画案」も口にした。
田中さん「『タナカヒロカズ』は男ばっかりなので、ぜひセルビアの『ミリツァ・ヨヴァノビッチ』さんと交流とかしてですね...。そういう国際交流も」
加藤「なんか変な方向に進んでますよ!違うでしょ。同姓同名を集めた数を競うという話でしょ。大規模な合コンしようとしてるでしょ」
(ピノコ)