2024年 4月 27日 (土)

「路上生活者コンビニ置き去り」の少女「バズらせたかった」 松田丈志が放ったひと言

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   15日(2023年3月)の「スッキリ」は、愛知県名古屋市のコンビニで1月に撮影された動画をモザイクを入れた状態で流した。

   動画には、一緒にレジに並んでいた路上生活者を少女が置き去りにする様子が映っており、路上生活者は買い物カゴを手に「ちょっと待って!行かないで!払ってくれないと嫌だ」「だましすぎや!」と必死に呼び止めようとしている。

  • この動画は…(写真はイメージ)
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加藤浩次「どんどん不快なからかいに?」

   森圭介アナ「この動画、SNSで拡散された路上生活者を笑いものにするという嫌がらせの動画なんです。撮影した10代の少女ら2人が書類送検されたことが分かりました」

   この買い物の前、路上生活者は少女らから「食事をおごる」と誘われ、会計直前に置き去りにされたと見られている。

   警察は、嫌がらせ目的でコンビニに入店したとして少女らを建造物侵入の疑いで書類送検。調べに対して2人は「自分のSNSをバズらせたかった。バズれば自分のフォロワーが増えると思った」と話しているという。

   司会の加藤浩次「モザイク入っててどういう状況なのかよくわからないけど、みちょぱは見たんだよね?この動画」

   みちょぱ(池田美優:ファッションモデル、タレント)「この方(路上生活者)の目の前で(別の若者が)踊ったりする動画が上がっていた時に、1回見たことがある。その時は、見ている側も楽しんでいたというイメージ。それがあって、どんどん過激になっていったんだと思う」

   加藤「どんどん不快なからかいになっていったということ?」

   松田丈志(競泳元日本代表)「人に迷惑をかけて、それを自ら発信してバズらせようとしているところが...。なんて言うんですかね。品がないというか」

   後を絶たない悪質動画に、元大阪地検検事の亀井正貴弁護士は「おそらくそんなに悪いという意識がなくやっていると思うが、犯罪行為です。コンプライアンスが厳しくなって、法規を順守しなければならないという意識が高まっているから、いたずら目的・面白半分でやると犯罪が成立している場合には厳正に処罰される危険がある」と指摘。

   また、亀井弁護士は「安易にあげた動画が結果として犯罪の証拠にもなっている」と話す。「犯罪の場面が物的証拠として保全されている。動画は拡散しますから、それがデジタルタトゥーという形で現実で(投稿を)行った人の人生に影響を及ぼすので、注意して行動をしなければいけない」(亀井弁護士)。

   亀井弁護士によると、少女らは「偽計業務妨害罪」にも問われる可能性もあるということだ。

(ピノコ)

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