2024年 4月 30日 (火)

プーチン大統領にICCが逮捕状 谷原章介の素朴な疑問とは

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   国際刑事裁判所(ICC)は17日(2023年3月)、ウクライナ侵攻をめぐり、「子どもの拉致に関与した疑い」で、ロシアのプーチン大統領に逮捕状を出したと発表した。ちょうどきょう20日から、中国の習近平・国家主席がロシアを公式訪問する。このタイミングでなぜ、逮捕状が出されたのか?習主席は、どう対応するのか?「めざまし8」が、背景を探った。

   ウクライナのマリウポリをプーチン大統領が、自らハンドルを握って運転する映像が流れた。同大統領は18日、ウクライナ南部のクリミア半島を電撃訪問した。プーチン大統領が「併合」した地域を視察したのは、ウクライナ侵攻後初めてだ。同大統領への「逮捕状」が発表されたのは、この直前だった。

  • プーチン大統領(ロシア大統領府サイトより)
    プーチン大統領(ロシア大統領府サイトより)
  • プーチン大統領(ロシア大統領府サイトより)

「逮捕される可能性は...」

   筑波大の中村逸郎・名誉教授は、「きょうから中国の習近平・国家主席がロシアを訪問して、プーチン大統領と首脳会談をするタイミングなんです」。公式訪問は22日まで。

「この戦争に関して、プーチン大統領は犯罪者っていうことになりましたので、プーチンと交渉してしまうと、自分のメンツがつぶされてしまう。中国がロシアに対して、軍事協力するのではという懸念が出ている。これを止めるという意味で、今回ICCが逮捕状を出したということも考えられます」。

   MCの谷原章介「プーチン大統領が、本当に逮捕される可能性はあるんでしょうかね」。

   中村教授によると、ロシアは国際刑事裁判所(ICC)に加盟しておらず、国内にいる限りは逮捕状の効力は全くない。しかし、ICCの加盟国では逮捕の可能性もあるため、「今後の海外訪問など、外交活動を制約する狙いもある」

   谷原「ウクライナの戦争はいつ終わるのでしょうか」。

(栄)

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