保津川下り事故 「基準を守って運航」(羽鳥慎一)なのにナゼ

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   京都・保津川下りの舟がきのう28日(2023年3月)午前11ごろ、転覆。船頭1人が死亡、1人が行方不明。乗客25人が川に投げ出されたが、残る船頭2人とともに救助された。「京都の観光名所ですね」と、29日のモーニングショーで司会の羽鳥慎一が伝えた。

  • テレビ朝日の「モーニングショー」番組サイトより
    テレビ朝日の「モーニングショー」番組サイトより
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浜田敬子「今の基準が適正か、見直すことも必要だろう」

   保津川下りは、京都府亀岡市を流れる桂川を亀岡から嵐山まで約16キロ、2時間。転覆現場は急流で知られ、左後方に乗っていた船頭が水をかこうとしたところ、空振りした可能性がある。残りの船頭で舟をコントロールしようとしたが岩にぶつかったらしい。あたりは前日までの10日間で75ミリと、平年の2倍の降水量があった。

   運行の安全性を判断する地点の水位は28日朝時点で69センチ。運航中止基準は85センチ。舟の定員は30人に対し乗客乗員の29人は規定通り。船頭(乗員)の経験や人数、出航前体調確認も問題なかったそうだ。

   羽鳥「きちんと基準を守って運航していたということですが?」

   浜田敬子(元AERA編集長)「100%の完璧はない。事故の時にどうするかを考えおく方がいい。今の基準が適正か、見直すことも必要だろう」

   安部敏樹(実業家)「自然相手でリスクゼロはない。その中でしっかり対応していたか。サポートの人員を乗せていたら変わっていたかもしれない。建設的な方向で慎重にみていく必要はあります」

   羽鳥「コロナから回復してきたところでした」

(あっちゃん)

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