年金改革でフランス大荒れ 日本での議論はどうなっている?(モーニングショー)

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   フランス全土で激しいデモが広がっている。催涙弾が飛び、火の手が上がる。年金改革法案に反対する大規模デモに100万人以上が参加と、30日(2023年3月)のモーニングショーは伝えた。

  • どうなる年金問題
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納付期間延長論も

   デモ隊の一部は暴徒化し、南西部のボルドーでは市庁舎の扉に放火、西部のレンヌからは警察隊がデモ隊に放水する映像が届いた。パリでは、ゴミ収集作業員のストライキで一時は9500トンのゴミが街にあふれた。こうした影響でルーブル美術館やエッフェル塔は閉鎖された。

   マクロン大統領は就任以来の最大課題として、年金財政の赤字是正をかかげてきた。法案は受給開始を62歳から64歳にし、保険料納付期間を現行の41年6カ月から43年に2027年以降引き上げるという内容。議会で与党が半数に達しないため、憲法の規定により採決なしで強行採択した。

   結城東輝(弁護士)「強権に抵抗する市民が多い。フランスは革命で共和国ができたという感覚が、日本とはちょっとちがう」

   日本でも年金財政は問題で、納付期間延長論も出ている。去年10月には岸田政権が「65歳未満の45年間とする案を議論する方針」を決めたが、議論は進んでいない。

   結城「ネガティブなあきらめの感覚も広がっていますね」

   司会の羽鳥慎一「それが、なんか、何十年もつづいています」

(あっちゃん)

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