危険がいっぱい2~3歳児をどう守る? 谷原章介のヒヤリ体験は「今思い出しても怖い」

   「子どもに関するヒヤッとするニュースが入ってきているようです」とMCの谷原章介が切り出すと、西岡孝洋アナが「突然道路に飛び出した子どもを男性が救出するこちらの映像。私も幼い子どもを持つ親として他人事とは思えない。そんな映像です」と続けた。

   4日(2023年4月)の「めざまし8」で紹介されたのは、1日に愛知県で撮影された映像。2~3歳と見られる女児が車道に飛び出してくると、車が行き交うその場に座り込んでしまう。トラックが近づいてきたところで、信号待ちをしていた男性ドライバーが駆け寄り救出した。男性によると、女児は裸足で近くに親の姿はなかったという。

  • 幼い子どもを守るには(写真はイメージ)
    幼い子どもを守るには(写真はイメージ)
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親が目を離した隙に...

   西岡アナ「今、2歳から3歳で、親が目を離した隙にいなくなり亡くなるケースが相次いでいます。専門家によると、『魔の2歳児』というこの年頃は、大人の想像もつかないことに巻き込まれてしまうことがあるというんです」

   記憶に新しいのは、江戸川沿いの公園で花見中の3歳の男の子が行方不明になり、その後川で見つかり死亡が確認された事故(3月30日)と、名古屋市で2歳の双子がマンション7階から転落し死亡した事故(3月24日)だ。

NPO法人「Safe Kids Japan」の大野美喜子理事は「魔の2歳児」について「子どもがやりたいことができるようになり、行動が活発化する時期。2~3歳は身体能力は発達してくるが、何が危険かなど認知能力が十分でない状態。色々なことに興味を示したりして事故が起こりやすい」と話す。

   谷原もヒヤッとした体験談を語った。「僕が夕飯を作っている時に包丁を使っていて。次男が触らないように、意識してちょっと離して(包丁を)置いたのですが、それがまな板の上だったので、(次男が)パッと手を伸ばしてまな板をバン!と落とした瞬間に、包丁が次男の横をスッ!って飛んでって。本当に今思い出しても怖いですね」。

   西岡アナ(2歳10カ月の子どもの父親)「実感として思うのは、全く目を離さないということはできない。つまり、100点満点の見守りというのはできないわけですよね。そんな中で社会も含めて見守ってくれるといいなっていう思いは正直あります」

   武井壮(「百獣の王」・タレント)「周りの目もすごく重要ですよね。昔は近所の子どもの顔も名前も覚えていた。そういう地域のつながりを増やしていけば、リスクが少しでも減るかも知れない」

   子育てを妻に任せっきりにしてきたらしい風間晋(フジテレビ解説委員)と立岩陽一郎(ジャーナリスト)は、すっかり反省モード。歯切れ悪く対策について語っていると、武井から「きょうは風間さんと立岩さんは奥さんにプレゼントを買って帰ってください」と言われ、肩身狭そうにうつむき、苦笑いしていた。

(ピノコ)

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