「目が届きにくい」(水卜麻美アナ)手口 カンボジア詐欺Gを分析

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   きのう11日(2023年4月)に移送され逮捕された特殊詐欺グループは、なぜカンボジアを拠点にしたのか、電子マネーを狙ったのはなぜか――。12日「ZIP!」の「TOP NEWS解説」コーナーで森圭介アナが取り上げた。

   特殊詐欺グループはカンボジアのリゾート地シアヌークビルのビーチを望むホテルをアジトにしていた。森アナは「日本国内の特殊詐欺の摘発件数は2018年から下がっています。これに対して、海外を拠点にした詐欺は非常に多くなっています。どうしてなんでしょうか」と、組織犯罪に詳しい警視庁の元警視・櫻井裕一氏に聞く。

  • 捜査が本格化する(写真はイメージ)
    捜査が本格化する(写真はイメージ)
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電子マネーを使い...

   櫻井氏「日本国内で多くの人が集まっていると目立ちますよね。そうすると、捜査のメスも入りやすくなってきます。東南アジアは身分証の確認が甘いですし、携帯電話も簡単に入手できます。物価が安いし、滞在費も安い。時差が小さいので日本に電話を掛けやすいというのもあります」

   逮捕容疑はNTTドコモを騙って60代の女性にから電子マネー「キャッシュビット」25万円分をだまし取ったというものだが、電子マネーを手口に使ったのはなぜか。

   櫻井氏はこう解説した。「電子マネーは気軽にコンビニで買うことができるので誘導しやすいんです。銀行に行って操作してくださいというより、コンビニに行ってプリペイドカードを購入してくださいといった方が簡単です」

   森アナ「コンビニに行くと、電子マネーのカードが棚にずらっと並んでいたりするんです。10000クレジットと書いてあれば、1万円で買うことができ、ネット決済などで使えば、1万円分お支払いができるというわけなんです。裏を見るとIDと書かれていて、シートが貼られています。これをめくって英語や数字のIDを入力することでお買い物ができます」

   櫻井氏「コンビニで買わせて、『裏を見てください。IDを読んでください』と聞きだして、それでネット決済すればいいわけです。受け子(現金を受け取る役)もいりませんから、少人数のグループでできます」

   司会の水卜麻美「お金をおろす手口だと、銀行員のかたが気にして止めてくださったりというお話も聞きましけど、電子マネーになっちゃうとなかなか目が届きにくいですよね」

   逮捕されたグループは去年4月から今年1月にかけて、約75件の詐欺を働いたとみられ、警視庁はパソコンやスマホなど135点の証拠品を解析して実態解明を進めるとしている。

(カズキ)

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