「めざましテレビ」三宅正治アナの対応力 「めざまし8」入り直前にJアラート

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   「めざまし8」の前の番組「めざましテレビ」終了直前の7時55分、Jアラートが発出され、めざましテレビは予定を変更して緊急放送に入った。めざましテレビの三宅正治アナが、北朝鮮からミサイルが発射された模様で、対象地域の北海道では警戒に当たるように、繰り返し注意を呼び掛けた。

   8時を過ぎ「めざまし8」が始まる時間になっても、引き続き三宅アナが放送を担当。8時1分には「北海道周辺に落下した」と伝えたが、その5分後には「まだ落下の情報はないとのこと」と、先ほどの情報を訂正するなどテキパキと対応した。

  • 番組またぎの時間帯に…(写真はイメージ)
    番組またぎの時間帯に…(写真はイメージ)
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谷原章介「めざまし8、スタートです」

   8時8分には共同通信の磐村和哉氏が急遽、電話で出演し「4月15日の金日成生誕111周年の太陽節に向けての発射か、日米間共同訓練への牽制としての発射かだ。注目したいのはこのミサイルが従来の液体燃料によるものか、固形燃料によるものかだ」と解説。さらに「まだ落下していないとすると、ロフテッド軌道で発射された可能性が高い」と指摘した。

   フジテレビ解説委員の風間晋も加わり「北朝鮮がミサイルを発射したとの情報が入ったのが7時20分ごろ。これまでのミサイルの最長飛行時間が70分だが、今回はすでに50分以上飛行している」と指摘するなど、柔軟な対応をみせた。

   8時18分過ぎに、官邸危機管理センターから情報の訂正が入り、北海道周辺に落下の可能性がなくなったことが判明すると、三宅アナは落下物に有害物質が含まれている可能性があるので引き続き警戒するよう呼びかけた。めざましテレビの井上清華アナも随時、交通情報を入れるなど、名コンビぶりを発揮した。

   8時34分、画面が「めざまし8」に切り替わると、司会の谷原章介が「おはようございます。めざまし8、スタートです」と何事もなかったかのように切り出し、「この映像がニュース」といつも通りに進行を始めた。

   まずは4月11日に名古屋駅近くで高さ制限を誤り高架下に挟まれてしまった大型観光バスの映像を紹介。映像の撮影者によると、挟まれたのはボディに社名が書かれていない真っ白なバスで、「貸し切り」を示す紙が貼られていた。乗客の多くは外国人だったという。通報を受け警察が駆けつけたときにはバスはいなくなっており、事故不申告の疑いがあるという。続いて、天達武史・気象予報士が黄砂のニュースを伝えた。

   その後、西岡孝洋アナが伝えたのは、韓国・釜山のショッピングセンターの駐車場に寝転ぶ女性の映像。クラクションが鳴り響く中、帽子で顔を隠して寝転んだ女性はまったく動くそぶりも見せない。4月1日に起きたこの出来事は韓国のSNSで大きな話題になった。

   サンドイッチ店を経営しているという映像の撮影者は「車で買い物にきたら駐車場がいっぱいで、やっと見つけた空きスペースに駐車しようとした。そこに女性が来て道をふさぎ『ここは私が先に来た。夫の車が来るまでどかない』と言い、説得したが寝ころんだまま動かなかった」と説明。

   ネットでは「恥ずかしいから顔を隠している」「どんな生き方をしてきたのか」と批判が集中した。韓国ではこうした駐車場の場所取り行為はよくあるという。

   フジテレビ解説委員の風間はあきれ顔で「これはダメですよね。ここまで体を張られるとパスするしかない。この後、夫の車が来てどうなったのかが気になる。夫も困ったでしょうね」とコメント。

   谷原は「日本でもこういう行動を見たことがありますね」と話した。

   北朝鮮のミサイルについても続報は9時半過ぎ。官邸で岸田文雄首相が報道陣の質問を受けている映像を紹介した。谷原は「今後の情報に注意してください」とさらなる注意を呼び掛けた。

(バルバス)

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