スーダンで「バイオハザードのリスクが高まっています」(安住紳一郎アナ) WHOの発表内容とは

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   軍と準軍事組織の銃撃戦が続くスーダンから日本人とその家族を乗せた自衛隊の輸送機が近隣国ジブチに、日本時間のきのう未明に到着した。政府によると、他の経路も含め58人が退避したという。「国外脱出までの(陸路)850キロを日本人の1人が振り返りました」と、26日(2023年4月)の「THE TIME,」で宇賀神メグ・アナウンサーが緊張の実体験を紹介した。

   スーダンで医療支援活動などを行っていたNPO法人の代表、川原尚行さんの話で、内陸にある首都ハルツームから紅海に面した港町ポートスーダンまでをランドクルーザーを走らせ、ポートスーダンから自衛隊機に搭乗してジブチに逃れたという陸と空の脱出ルートだったとみられる。

  • 外務省サイトのスーダン共和国ページより
    外務省サイトのスーダン共和国ページより
  • 外務省サイトのスーダン共和国ページより

停戦がまた合意されたが...

   同僚スタッフ2人とカメラの前に立った川原さんは「2人がいろいろと支援してくれ、心の支えとなってくれました。私が運転でめげそうになったときも気づかってもらって、コーヒーをいれてくれて、飲んで復活したこともありました」と話し、緊張した脱出行の雰囲気を伝えた。ただ、この映像は他局のニュースでもきのうからしばしば流れており、とくにTHE TIME,あるいはTBSのスクープではなく、中味も詳細なインタビューというには遠い内容だった。

   一方、気になるニュースも。

   司会の安住紳一郎アナウンサー「研究施設が占拠され、病原菌が流出するバイオハザード(生物災害)のリスクが高まっています」

   ハルツームにあるコレラ菌やはしかなどの病原体を保管する国立研究施設が占拠されたと、WHO(国際保健機関)が25日発表した。どの組織が占拠したかには触れなかった。

   現地では25日から再び72時間の停戦が合意されたものの、実際の戦闘を止めるのにどこまで有効なのかははっきりしない。

   安住「ハルツーム西部の医療施設が砲撃されるなど、予断を許さない情勢がつづいています」

(あっちゃん)

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