値上げショックを和食が救う!? 森圭介アナが「お得」を紹介

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   帝国データバンクによると、今年(2023年)値上がりする食品は2万品目を超えるという。この4月だけで5116品目。けさ26日(2023年4月)の「ZIP!」トップニュース解説のコーナーで、森圭介アナが「では、お得な飲食料品は?」と取り上げた。おススメは和食だった。

  • 値上がり傾向への対策は…
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朝食で和洋を比較すると...

   物価の上昇が止まらない中で、白菜、なす、さといも、玉ねぎなどの野菜はやや値下がり。とくにお米は30年前からずっと下落傾向だ。なぜか。第一生命経済研究所主席エコノミストの熊野英生氏はこう説明した。「食べる人が減っていて、和食離れというわけなんですね。人気が下がれば価格も下がります」

   ここで森アナが、朝食を洋食と和食の値上がり幅(前年比)で比較した。たとえば、食パン、マーガリン、ソーセージにケチャップ、コーヒーといった朝食は、値上がりしている食材ばかり。ケチャップなどは2割以上アップだ。一方、輸入大豆を原材料とする納豆、豆腐、みそ汁は10%前後値上がりしているが、ごはん、のり、かつお節、梅干しは値下がりかほぼ横ばい。トータルすると、和食の方が「物価上昇対策」としてはおススメということになる。

   酒はウイスキーや焼酎は上がっていない。熊野氏は「これも、若者が酒を飲まなくなっているからです。アルコール離れですね。ただ、炭酸飲料は上がっています。容器のペットボトルがものすごい値上がりになっているからです」

   朝食は梅干しとのりでゴハン、お茶もペットボトルではなく、自分で急須で入れるのがよさそう。

(カズキ)

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