人間そっくりAI女性気象予報士の実力 「同業」天達武史の「敗北宣言」と「逆襲」

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   番組冒頭の「この映像が!ニュース」で金曜キャスターのトラウデン直美が「スイスの放送局に登場した女性気象予報士、その正体に驚きの声が上がっています」と切り出した。28日(2023年4月)のめざまし8。

  • 「エムルメディア」公開のYouTube動画より
    「エムルメディア」公開のYouTube動画より
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トラウデン直美「これは負けていられないですね~」

   その女性気象予報士とは、スイスのテレビ局「エムルメディア」に登場した「Jade(ジャード)という名で、実はAI(人工知能)で作られたアバター。初登場したのは4月3日の朝で、映像を見ると生身の人間にしか見えないリアルさ。時折みせる瞬きや情報を伝えるときの自然な表情も実に人間っぽい。SNSでは「もはや人間と区別がつかない」「未来キタ」など驚きの声が上がっている。

   エムルメディアによるとこのアバター女性気象予報士は「実験的な取り組みとして導入しました。当初はこの新しい技術の使い方に不安がありましたが、導入後はポジティブなもの、ネガティブなもの、両方の反応がありました」と言う。

   映像を紹介したトラウデンが「めざまし8」の天達武史気象予報士に「これは負けていられないですね~」と話しかけると、天達気象予報士は「いや、これはもう負けてますよ」と脱帽。続けて「これだけ自然にやられちゃうとね。しかもこの女性はAIだから病気もしないし、夏休みもいらないし、人件費もかからないじゃないですか」と完敗宣言。

   これにはスタジオも爆笑。天達気象予報士は「真面目な話をすると、メディアはこうしてどんどん進化していきます。ただ、今日の気温は25度近くなりますが、今の時期の25度と夏の25度はだいぶ体感が違います。また、災害報道をするときに『200ミリの雨が降ります』として予報が当たったとしても、人が100人亡くなっちゃったらまったく意味がないんです。その伝え方というところに大きな課題があると思っています」

   トラウデンが「じゃあ、まだまだ天達さん、大丈夫ですね」と言うと、天達気象予報士は「頑張ります!」と元気に断言した。

(バルバス)

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