大阪・関西万博、入場料8000円かも? 玉川徹が前回大阪万博との比較論

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   2025年に開幕する大阪・関西万博で、当初は4800円だった入場料が8000円に値上げされるかもしれない。「高すぎるという声も出ています」ときょう28日(2023年4月)の「モーニングショー」で、MCの羽鳥慎一が朝日新聞デジタルの記事を引用して伝えた。

   万博をめぐっては、建築資材の高騰などによって会場建設費が1250億円から1850億円に増加している。809億円と想定していた運営費も、人件費や物価の上昇で1.5倍に増える見込みだという。

  • 2025年 日本国際博覧会(大阪・関西万博)公式サイトより
    2025年 日本国際博覧会(大阪・関西万博)公式サイトより
  • 2025年 日本国際博覧会(大阪・関西万博)公式サイトより

来場者数に影響は?

   大阪市の横山英幸市長は27日、「値段について僕が高い、安いについて言及したら語弊が出る。それでもやっぱり行きたいなと思ってもらえる万博にしたい」と記者会見で述べた。

   今回の万博は、来場者数を約2820万人と想定し、経済効果は約2兆円と見込まれているのだが、入場料が上がっても予定通りの人出は期待できるのだろうか。番組は大阪市内で街の声を取材したのだが、「嫁はんは行けへんでしょ。そんな高いところええわ、ほかにもっとええとこあるわって」「高い!行きません」「それならUSJに行く」と一様に渋い反応。

   東京で聞いても「めっちゃ好きじゃないと、それくらいのお金かけられない」という声が多かったが、「中学3年の時に前回の大阪万博に修学旅行で行った世代なので、万博って聞くとワクワクしたところに行きたいな(という思いもある)」という60代の女性もいた。

   番組では、アメリカのアポロ計画で持ち帰られた「月の石」や動く歩道など、1970年の大阪万博当時のモノクロ映像も紹介した。当時の入場料は800円。来場者は約6400万人だった。

   2025年万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。153の国と地域が参加表明している。「人間洗濯機」や「空飛ぶクルマ」などが登場する予定だ。

   羽鳥「興味はありますけど、8000円かぁ、というのがポイントです」

   廣津留すみれ(バイオリニスト)「見るだけだったらバーチャルでもできるし、スマホでも見られる。今は体験することに価値があるので、インタラクティブになっていないと、(万博ではなく)遊園地に行きたくなっちゃうかな」

   玉川徹(テレビ朝日社員)「1970年の万博には未来が詰まっていたから、僕はすごく行きたかった。でも今、未来が今よりいいと考える人は少ないなかで、こういうイベント型のもので、どれだけの人が『未来がワクワクするね』と思えるかじゃないでしょうか。中身次第ですね」

   長嶋一茂(元プロ野球選手)「8000円といえば、800円のラーメン10日分でしょ。僕は美味しい800円のラーメン食べた方がいいかもしれません」

(キャンディ)

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