江口のりこ「ソロ活女子」流デジタルデトックス こういのも良いかも

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   2021年4月にスタートした江口のりこ主演「ソロ活女子のススメ」も今回でSeason3。さすがに「ソロ活」のネタもやり尽くしたのか、第3話(4月20日未明、2023年)「ソロデジタルデトックスは最高に贅沢な時間?」では、江口演じる早乙女恵が神田の古書店街を歩くという、普通の散歩とどこが違うのか、という内容だった。

  • スマホは置いて…
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会社にスマホを忘れて...

   金曜、会社にスマホを忘れて帰り、期せずしてデジタルデトックスすることになった恵。週末はこの際だからいつもやらないアナログなことをとことんやろうと、神保町の古書店街を訪れる。最初に向かったのは大正7(1918)年創業、映画・演劇・演芸・シナリオの専門店「矢口書店」。さらに、和本・古地図・学術書の「沙羅書房」を巡って、老舗喫茶店「さぼうる」で、昔ながらのクリームソーダでひと休み。

   そこで、さきほど書店で見かけた謎の男(小手伸也)と遭遇。彼が書店のワゴンに入った均一本を目を瞑って選んでいるのを見て、気になっていた恵は「どうして目を瞑って選んでいたんですか?」と男に訊いた。

   すると、「内容をわからないで買ってるんです。タイトルも内容もわからないまま、手に取った本を買う。ま、くじ引きみたいなもんですよ」と男。「インターネットで買い物をすると情報を僕向けに勝手にカスタマイズされるじゃないですか。過去の閲覧歴とか購入歴とか、そういうので勧めてくるじゃないですか。でもAIに勝手に僕が次買う本をみすかされるのはなんか凄い嫌じゃないですか。人間ってそんな単純なもんじゃないと思うんですよね」と得々と持論を語る男。小手はこういうちょっと変った人をやらせたらよく似合う。

   と、まあそんなふうに「デジタルデトックス」な週末を過ごした恵は、同僚にその感想を訊かれて、「贅沢な時間を過ごせた感はあるかな」、と。

   豪華客船でディナーしたり、温泉に行かなくとも、こういう街ソロ活もまたよし。ゴールデンウイークは恵の真似をして、古書街をソロ活するのも悪くないか。

(子守熊)

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