穏やかな川が急変 谷原章介「これ、怖いですね」 要注意点とは

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   「毎年ゴールデンウィークにはレジャー中の事故が多発しています。事前に防ぐにはどうすればよいのか」とMCの谷原章介。1日(2023年5月)の「めざまし8」はレジャー中の注意点をまとめた。

   倉田大誠キャスター「最新のデータですが、おととし(2021年)全国の水の事故の発生件数は1395件。うち、亡くなった方・行方不明者は子ども31人を含む744人。大変多いです。やはり海が多く(49.2 %)、次いで河川(34.0%)、あとは小さいお子さんが特に気をつけたいのが用水路(9.0%)」

  • 天候には注意が必要(写真はイメージ)
    天候には注意が必要(写真はイメージ)
  • 天候には注意が必要(写真はイメージ)

「川の上流」の天気との関係

   アウトドアに詳しい災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんは、海について「特に防波堤に注意が必要」だと話す。「比較的風が強く、いったん海に落ちてしまうと深い所で離岸流が発生しているので一気に沖に流されてしまう。防波堤にいてもライフジャケットを」ということだ。

   子どもの事故が多いという川については3つの注意ポイントが。1:川の曲がっている場所(流れが急になっている)、2:小さな滝つぼなど水が落ちる場所、3:橋脚の周り(水の流れが変則的になっている)だそうだ。

   倉田キャスターはここで古市憲寿(社会学者)に質問。「川の上流が〇〇の時は川に近づいてはいけない。どんな時だと思いますか?」

   古市「『大雨』とかだったらクイズにするまでもないようなシンプルな答えなので...。何か違う答えがあるんですか?」

   倉田キャスター「うーん...。非常に冷静な回答だと思います」

   正解だったということで、番組は2021年7月に新潟県魚沼市の佐梨川で撮影された映像を紹介した。穏やかに流れていた川の上から茶色い濁流が押し寄せてきて、あっという間に景色を変えてしまった。11キロ上流の大雨が原因だそうだ。

   MCの谷原章介「これ、怖いですね。このスピード感で一気に様相が変わってしまったら」

   古市「この川の上流はどこの地域かってなかなか普段確認しない。エリアごとのピンポイントの天気は調べられますけど、なかなか調べようと思わないですよね」

   川遊びの途中、万が一深いところに入ってしまったら?和田さんによると、「淡水は浮力が小さいので無理に動かず浮いて待つ(手を水面から出さない)」ことが大切だということだ。

(ピノコ)

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