ガーシー逮捕の舞台裏 日テレ記者は「警視庁の執念」指摘（ZIP！）

   「帰国の背景にいったい何があったのか」ときょう7日（2023年6月）の「ZIP！」で山﨑誠アナウンサーが切り出したのは、元参議院議員のガーシーこと東谷義和容疑者（51）が常習的脅迫などの疑いで逮捕された事件の続報だ。

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  逮捕実現への道のりとは（写真はイメージ）

地検へ送検

   ガーシー容疑者は今月4日、滞在していたアラブ首長国連邦（UAE）・ドバイから帰国し、逮捕された。成田空港ではTシャツに短パン姿で、マスクをせずに笑顔も見せていた。6日、東京地検に送検された。

   ガーシー容疑者は昨2022年、YouTubeに配信した動画で著名人ら3人を常習的に脅迫した疑いがもたれている。捜査関係者によると、ガーシー容疑者は動画を配信したことは認めているが、「犯罪にあたると思っていなかった」と容疑は否認している。また、取り調べの際の供述調書への署名を拒否しているという。

   ガーシー容疑者の動画の制作や配信には日本の国内外で複数の人物が関わっていたとみられ、動画配信で少なくとも1億円以上の利益をあげていたという。この収益は知人男性が実質経営する東京・新宿区の会社の口座に振り込まれていた。

   これまで警視庁からの聴取の要請に一切応じなかったガーシー容疑者が帰国した理由は何だったのだろうか。

   日本テレビ警視庁クラブの石浜勇樹記者「警視庁の執念。とにかくやれることをすべてやるというなかで、UAEへの直談判が実った形です」

   このニュースは、番組が独自に集計したニュースランキングでも3位に入っていた。

（キャンディ）