2024年 5月 19日 (日)

全寮制男子校の共学化(鹿児島)、保護者から反発も 尾木直樹「時代の流れ、ケンカしないで」

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   「男でしかできない教育もある」「男だけしかとはいったい何か」。県立男子校の共学化をめぐって、鹿児島県の中高一貫校が揺れている。22日(2023年6月)のめざまし8で小室瑛莉子アナウンサーが取り上げた。

  • 塩田知事、共学化方針は変えず(写真はイメージ)
    塩田知事、共学化方針は変えず(写真はイメージ)
  • 塩田知事、共学化方針は変えず(写真はイメージ)

県教委アンケート「共学化進めてほしくない」58.6%

   全寮制男子校の県立楠隼中学・高校。宇宙に関する授業を設けるなども特色だが、今年の入試倍率は0.17倍だった。選挙のマニフェストで共学化を掲げていた塩田康一知事は14日の県議会で「女子生徒や自宅からの通学を希望する生徒を受け入れる」と、共学化と全寮制の廃止を打ち出した。

   これに保護者や卒業生から「男でしか」の声があがり、おとといは知事と面会し「特色を肌で感じて」「議論が尽くされたとはいえない」と反発した。知事は「特色は教育の中味だと思う。寮でなければできない、男にしかできない教育って具体的に何かのか」と問いかける。「寮で人間を磨きたい」人は入寮も受け入れるというが、共学化方針は変えていない。

   小室「県教委のアンケートでは共学化に反対も多かった(共学化を進めてほしくないが58.6%)といいますが、尾木さん、どうですか」

   尾木直樹(教育評論家)「気持ちはわかりますが、全国で別学制は8県しかない。時代の流れ。ケンカしないで、冷静にコミュニケーションをとってほしい。

   小室「話し合いが必要です」

(あっちゃん)

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