熊本豪雨、3年前の悪夢再来 安住アナ「いまだに1000人近い人が仮設住宅住まい」

   「熊本豪雨からまる3年のこの時期に」と、4日(2023年7月)のTHE TIME,で司会の安住紳一郎アナウンサーがきのう九州西部の大雨被害を取り上げた。熊本県益城町や山都町で川が氾濫、宅地や田畑が水につかった。

  • 「自然の猛威だとしてもきつい」と嘆く声も(写真はイメージ)
    「自然の猛威だとしてもきつい」と嘆く声も(写真はイメージ)
  • 「自然の猛威だとしてもきつい」と嘆く声も(写真はイメージ)

4日も鹿児島で激しい雨

   きのう早朝から熊本地方と阿蘇地方に線状降水帯が発生。山都町では1時間に80ミリの猛烈な雨が降り、7月の観測史上最大の雨量を記録した。

   被害地域の女性は「午前7時過ぎから急に川の水位が上がり、避難しようと思ったら、もう玄関が水につかっていた」、土砂崩れで本堂が倒壊した寺の住職は「地震かという揺れで、あっという間の出来事でした」と話した。自身と家族は避難してけがはなかった。

   安住「3年前の豪雨でいまだに1000人近い人が仮設住宅にお住まいという現状もあります」

   福岡県の50代女性は「復興途中の被害。自然の猛威だとしてもきつい」、熊本県人吉市の50代女性も「ちょうど、あの(3年前の)水害の日、今回もびくびくしながら過ごしました」という声がTHE TIME,にとどいた。

   気象予報士の増田雅昭は「この時間(4日午前7時すぎ)も鹿児島県の一部で激しい雨が降っています。梅雨終盤のこの時季によくあるパターンで、九州西側で大雨が降りやすい」と開設。今夜から雨雲が入り、場所により本降りも予想する。「晴れると(普及作業には)もどかしい暑さ、意識して水分をとってください」とのことだ。

(あっちゃん)

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