夜が危ない!「睡眠熱中症」、防ぐ秘訣は「水とエアコン」 玉川徹「僕は完璧」

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   危険な暑さが続く関東地方。埼玉県では昨日10日(2023年7月)に熱中症の疑いで102人が搬送。東京でも救急要請が急増し、「救急車ひっ迫アラート」を初めて発表する事態となった。東京都では熱中症疑いで今年最多の136人が搬送された。

   暑さを乗り切り、熱中症を防ぐにはどうすればいいのか。今日11日の「モーニングショー」では、除湿機能の活用と睡眠熱中症への注意を訴えた。

水は「寝る前1杯、起きて1杯」

   まずは冷房と除湿の切り替えなどエアコン活用法。湿度は40%以下になるとウイルスが活発化する一方で、60%以上になるとカビやダニが繁殖しやすくなることから、40%-60%が快適といわれている。また、温度が同じでも湿度が高いと体感温度は高くなる。

   藤山晢人(家電ライター)「帰宅直後は部屋が暑いので冷房、冷えてきたら除湿など使い分けが大切で目安は28度。風量は強で風向きは自動、または上向きか水平が良い」

   一方、熱中症で注意が必要なのは夜間に発症する「睡眠熱中症」。昼間建物に蓄積された熱が室内に放出されるとともに、睡眠時には500ml以上水分を喪失することもあるため、思った以上に脱水になりやすい。

   服部益治(兵庫医科大学病院)「夏の熱中症は4割が夜間。24時間注意するのが正しい。夜間は防犯上部屋を閉め切るため自然の風がシャットダウンされる。睡眠中は症状を自覚しにくく重症化しやすい」

   熱中症になりやすいのは高齢者だけではない。就寝前の水を飲み忘れ、さらに夜にエアコンが停止したという18歳大学生は、翌朝吐き気と頭痛に襲われ、救急車を要請し病院で点滴処置を受けた。

   服部益治さん「寝る前にコップ一杯の水、起きてコップ一杯の水を飲むことを推奨している。体内の水は筋肉が持っている。筋肉が少ない女性や高齢者、子どもが危ない」

   快眠するにはどうすれば良いか。目安は温度が26度から27度、湿度が40%から60%。エアコンのタイマー機能を使う場合は、起床2時間前にオフにする設定にする。

   藤山晢人さん「オフにして2時間くらいで外の気温と同じになるので、目覚めがいい」

   就寝の1時間前にぬるめのお風呂に入り、入浴前と就寝前に水分補給をすることも快眠のコツだ。

   服部益治さん「入浴もかなり汗をかくので、減った分は早めに補う。今年は考えられない気温なので、エアコンありきだと思った方がいい。コロナで体が弱っているので活用してほしい」

   玉川徹(テレビ朝日報道局員)「僕は番組で勉強しているので完璧です。タイマー2時間前といわず起きるまでつけっぱなしです」

(みっちゃん)

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