パキスタン大洪水から1年「かわいそうから申し訳ないに気持ち変わった」倉田大誠アナけさも涙の報告

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   「気候変動による災害は世界でも起きています」と、2日(2023年8月)の『めざまし8』で倉田大誠アナウンサーが大洪水から1年のパキスタンの現状をきのうに続いて報告した。

   カラチ最大の小児病院は、廊下にも人があふれていた。「とにかくすごい。洪水の後に非常に増えたということです」と倉田。「あまりに患者が多くて、検査が間に合わない。恐ろしいほど増えました」と医師は話す。

   被災地の子どもは9人に1人が重度の栄養失調になっていて、感染症にも抵抗力がない。マラリアが多く、デング熱やコレラも急増という。マラリアにかかった7歳の少年に話を聞こうとしたが、「痛みが強く、あまり話せないのです」と父親が語る。この病院に来るまで14時間かかり、病院で診察まで4~5時間待ったそうだ。

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被災男性「あなたのように裕福な人たちが......」

   被災地の村で「私たちにいま何ができるのか」と戸惑う倉田に、被災者男性は「あなたのように裕福な人たちが不自由なく食べられて、私たちが食べられないのは正しくありません。でも仕方ないんです」と答えた。

   倉田は「なんでパキスタン政府は助けないのか。メディアは被災者の今をいっさい報じないのか」「2週間の取材で数えられないぐらい涙が出ました。感情がかわいそうから、申し訳ないに変わりました」と締めくくった。

   ワイドショーでもやる気になればこういう取材ができることを示したが、じゃあどうしたら? という思い問いが残った。

   パックン(タレント)「ぜひ(視聴者の)皆さんにできることを探っていただきたい。他人事ではなく、できることを考えたい」

(あっちゃん)

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