「うちの子も疑われてしまう」日大アメフト部の保護者説明会音声―『ZIP!』が入手

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   「きのう大学側が会見を開きました」――きょう9日(2023年8月)の『ZIP!』で司会の水卜麻美アナウンサーがまず取り上げたのは、覚せい剤などを所持したとしてアメリカンフットボール部の部員が逮捕された日本大学のニュースだ。きのう8日の記者会見で林真理子理事長は、「心から深くおわび申しあげます」と頭を下げ、今月2日に「違法薬物は見つかっていない」と否定していたことについても、「私の発言で混乱を招いてしまった」と釈明した。一方で隠ぺいの意図は否定した。

   記者会見で日大が語った説明によると、今年6月、警視庁から「アメフト部の寮で部員が大麻を使用している可能性がある」と連絡を受け、大学が調査したが見つからなかった。7月6日に再び指摘を受け、寮内を再度調査したところ、茶葉のようなものが付着した袋などが見つかったという。

   ところが、大学が警視庁に報告したのは12日後だった。澤田康広・副学長はその理由について、「明らかに大麻かどうかわからなかった」「学生に反省させて自首をさせたいと考えていた」などと釈明した。

   また、去年11月下旬に「大麻と思われるものを7月ごろに吸った」と部員が指導者らに自己申告していたことも明らかになった。アメフト部は警察関係者に相談したが、物的証拠がないことから立証は困難だとの回答を受けたため、部員を厳重注意しただけだったという。今回も同様にうやむやにしようとしたということはないか。

  • うやむやにするつもりだった?
    うやむやにするつもりだった?
  • うやむやにするつもりだった?

「ほかにも関与している」

   『ZIP!』が取材したアメフト部のOBは、「『(大麻を)やり過ぎた』と隠語を使って部員同士が話しているのを聞いたことがある。以前から薬物を使っているやつがいるという話はあった」と明かした。

   大学はきのうアメフト部の保護者向けに説明会を開催した。『ZIP!』が報じた音声では、アメフト部を無期限活動停止処分にしたことについて、大学側が「他にも関与している学生がいる可能性を否定できないため」と説明すると、保護者からは「それを言われてしまうと、うちの子も関わっているのかと思ってしまう。その可能性もあるということか」「もう少し選手を信じていただけないでしょうか」という声が上がったが、大学側は「信じていた結果がこうだった」などと答えていた。

キャンディ

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