MS、毎日新聞と「離婚」 産経新聞と新サイト立ち上げへ

2007/6/27 18:56

   マイクロソフト産経新聞グループは2007年6月27日、業務提携を行うことを発表し、10月1日には共同で運営するニュースサイト「MSN産経ニュース」がスタートする。MS社が04年から毎日新聞社と共同で運営してきたニュースサイト「MSN毎日インタラクティブ」は9月30日でサービスを終了する。ニュースサイトの世界で、提携先を乗り換えるのは異例だ。

ナンバーワンのニュースサイト目指す

「MSN毎日インタラクティブ」は9月末でサービスを終了する
「MSN毎日インタラクティブ」は9月末でサービスを終了する

   新ニュースサイトは、既存の産経新聞のウェブサイト「Sankei Web」を発展させた形で運営され、その他の産経グループのニュースサイト「iza!(イザ!)」「ZAKZAK」などは、これまで通りに独立したサービスを続ける。産経新聞側は「インターネットは報道機関にとって最も重要な媒体のひとつ。目指すのはナンバーワンのニュースサイトになること」と意欲を示した。

   一方の毎日新聞社は9月でMS社との提携を解消し、10月1日から独自の情報サイト「mainichi.jp」(http://mainichi.jp/)をスタート、ニュース以外にも生活情報や地域情報を充実させる、としている。同社のデジタルメディア局ではJ-CASTニュースに対して「本来、新聞社は独立した編集権を持っているものだが、MSNさんの世界的な戦略の中で、デザインなどで歩調を取っていかないといけない面があった。新サイトで、より独立した事業展開をしていきたい」と話している。

   IT業界に詳しいジャーナリストで毎日新聞OBの佐々木俊尚さんも、J-CASTニュースに対して

「毎日新聞としては、MSNからのトラフィック増加を期待していたのですが、それが思ったより上手くいかなかった。それに、コンテンツを自分でコントロールすることがネットの世界では重要ですが、毎日新聞側からすればそれがやりにくい上に、『新サービスが簡単に展開できない』などの制約があった。こんな経緯があって、提携解消の話は、内々では結構前からあったんです」

と話し、同様の見方を示した。

次世代ウェブ グーグルの次のモデル
次世代ウェブ  グーグルの次のモデル佐々木 俊尚

光文社 2007-01-17
売り上げランキング : 2342

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
ネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するか ウェブ人間論 YouTube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ [ソフトバンク新書] グーグル・アマゾン化する社会 グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501)

他の言語

注目情報

管理職になることに不安を感じている人へ

新規事業立ち上げのプロ・高城幸司氏が「新しい時代のマネジメント」を語る。 J-CASTビジネスセミナー開催!

セミナー'

J-CASTブログ

海外のバレンタイン事情は?今年流行の生スイーツとは?「SSL」ってなに?これもニュースだ!

ブログ'

最強のビジネスツール

営業に、新企画のプレゼンに・・・
サラリーマンを助ける秘密のアレ

 ペンギン'

おすすめワード

【スポンサードリンク】

このページのトップへ