長谷川洋三の産業ウオッチ
パフォーマンス:ワレサ元ポーランド大統領の親日

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「25年前、私は労働者の代表として共産主義者と戦い、大統領になった。今日、グローバリゼーションは発展し、ポーランドはEUの1ケ国となった。力でものごとを解決することは不可能になっており、自主労組連帯の掲げたVALUE(価値)はますます重要になっている」

   2009年3月2日、ポーランドのレフ・ワレサ元大統領は東京・有楽町の日本外国特派員協会でこう強調した。

   ワレサ氏は1981年自主労組「連帯」議長として来日、大統領としても来日したが、今回は「元大統領」の肩書きだけで来日。麻生首相ら政府要人との会談の予定もない私的なものだったが、相変わらずのパフォーマンスたっぷりの会見。連帯「議長」時代と比べすっかり太り、トレードマークのひげにも白いものが目立つようになったが、日本びいきは相変わらず。「日本の技術は素晴らしい。すぐれた産業と文化を生み出しており、日本から学ぶことは重要だ。日本を尊敬している」と強調した。ただ「ポーランドはロシアの隣にいる」と指摘、25年前と同じくロシアに対する警戒感は緩めなかった。

   帰り際「次回は政治的な話も日本の総理としたい」とゼスチャーたっぷりに語り、最後まで日本への愛着を語っていた。

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