鉄道ファンの線路侵入 鉄道雑誌も「犯罪」と警告

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   鉄道ファンが路線内に侵入した騒ぎが波紋を呼んでいる。ネット上では鉄道ファンの行動をマナー違反として批判する書き込みが目立つ。さらに、ファンが読者の大多数を占める鉄道雑誌も「迷惑行為であり犯罪だ」と批判、撮影する際に守るべきマナーやルールを誌面で取り上げることにしている。

   騒ぎは2010年2月14日の午前10時半頃、大阪府柏原市のJR関西線、河内堅上駅付近であった。上下線の線路脇に数人が脚立を立て、カメラを構えたからだ。運転の一時見合わせもあり、警察も出動する事態にもなった。退去を命じられて騒ぎはおさまったが結局、関西本線は上下線19本が運休し、合計26本が遅れ、およそ1万3000人に影響があった。

「一般の乗客に迷惑を掛けて、何様のつもり」

鉄道雑誌「鉄道ファン」は読者に向けて「お願いとお知らせ」を掲載した
鉄道雑誌「鉄道ファン」は読者に向けて「お願いとお知らせ」を掲載した

   鉄道ファンが集まったのは理由がある。現場には臨時貸し切り列車「あすか」が走行したためだ。JR西日本によると、「あすか」は年数回しか走行しないといい、いわば「幻」の列車とも言える。運行情報は一般時刻表にさえのっていないが、専門誌などを通じて知ったファンが駆けつけたようだ。一目見ようと、周辺には約50人が集まった。

   鉄道ファンの楽しみは写真や動画を撮影することだ。駅のホームに列車目当てに人が集まるのは最近こそ珍しくないが、路線に降り立つような例は「ほとんど聞かない」(JR西日本)。今回は警察も出動したが口頭注意でとどめ、被害届も提出していない。

   鉄道ファンのマナー違反はネット上でも「乗客には迷惑」「鉄道敷地内に許可無しで入ったらいかんだろ」「多少のおイタは大目に見るが、運行の邪魔はすんなよ」などと問題視された。一方、SNS「mixi」の書き込みに鉄道ファンたちは「普通のオタは趣味をやる際に当たり前のことを絶対に守ります」といい、「一鉄道ファンとしては、こんなのと一緒にされたくない」と反発している。「一般の乗客に迷惑を掛けて、何様のつもりなんでしょうね」と憤りを語る人もいる。

マナーやルールを誌面で取り上げる

   そんな中で、鉄道雑誌「鉄道ファン」(交友社)は2010年2月17日、「編集部から読者のみなさまへお願いとお知らせ」と題する一文をホームページ上に掲載した。それによると、編集部は上記の騒ぎに対して、ショックを受け、危機感を深めたと書いている。

「線路内に立ち入ったり、他人の家屋や敷地に無断で立ち入っての撮影などは犯罪行為です」

   同誌では読者からの写真投稿コーナーを設けており、ネット上と本誌で公開している。危険な行為や周囲に迷惑をかけて撮影されたと思われる写真は掲載しないと改めて記した。また、誌上では、鉄道写真を撮影する際に守るべきマナーやルールを取り上げる方針だと伝えている。その上で、「鉄道ファン」編集部はJ-CASTニュースに対して、今回のメッセージの意図について、こう話す。

「迷惑行為であり犯罪という認識を改めて示しました。ここ1~2年くらい、マナーやルール違反の悪化を心配していた矢先でもありました。もっとも、ほとんどのファンは理解していることなのに、ごく一部の人が危険行為をしているのが現状でしょう。そのせいで今後、撮影が禁止になってしまったら残念です。また万が一、ファン向けイベントがなくなってしまったら、寂しく思います。これを機に、ルールやマナーを再認識して欲しい」
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