屋根のブルーシートが姿を消し始めた【福島・いわき発】

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   3月に入って、目に見える変化が起きている。といっても、散歩コースでの建物の話だが。民家の屋根のブルーシートが一つ、また一つと、姿を消すようになった。


   夏井川の堤防に近い集落は、農家が主。家のつくりは重厚だ。そういう家にかぎって、3・11に屋根の"グシ"が壊れ、瓦が割れたり落ちたりして、ブルーシートをかぶるようになった。1年前、数が多すぎて全部の修繕が終わるのは2、3年先、といわれたものだ。それが、ここにきてピッチが上がってきたのだろう。


   わが散歩コースで最も早く屋根瓦の修繕が行われたのは、去年の暑い盛りだった。その後は動きがなく、たまに瓦が葺き替えられるということはあっても、ブルーシートのままの光景が続いた。今も続いている。


   かつてわが家の瓦を葺いた瓦屋さんが、秋に様子をうかがいに来た。その直後、瓦が1枚割れていることに気づいた。瓦屋さんに連絡したらすぐ来てくれた。軒下に瓦が保管されていた。そのことを家のあるじは忘れている。わが家に来るということは、瓦屋さんによっては葺き替えの仕事がなくなりつつあるのだな、と思ったものだ。


   年が明けて、2月が来て、3月に入ったら、あちこちで修繕作業が始まった。きのう(3月16日)朝、散歩をしたら、別の家の屋根がきれいになっていた。はしごはまだかけられたままだった(=写真)。前日には、はしごはなかったから2日くらいですむところもあるのだろう。屋根からブルーシートが消えるのは、思ったより早いかもれない。

(タカじい)



タカじい
「出身は阿武隈高地、入身はいわき市」と思い定めているジャーナリスト。 ケツメイシの「ドライブ」と焼酎の「田苑」を愛し、江戸時代後期の俳諧研究と地ネギ(三春ネギ)のルーツ調べが趣味の団塊男です。週末には夏井川渓谷で家庭菜園と山菜・キノコ採りを楽しんでいます。
■ブログ http://iwakiland.blogspot.com/

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