新入社員はツイッターに無防備 「実名登録」「社名公表」リスクいっぱい

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   新年度を迎えて、全国の企業では新入社員が社会人としての第一歩を踏み出した。業務を覚えて戦力としての活躍が期待される一方、常識人として成長するためにビジネスマナーも身につけねばならない。

   特にツイッターやフェイスブックといったSNSは、使い方によっては業務上のトラブルに発展しかねない。不用意なツイートで会社の看板を傷つける恐れがある。

入社式のひとコマ、社名が分かる写真をアップ

スマートフォンで気軽にツイートする際もご注意
スマートフォンで気軽にツイートする際もご注意

   2012年4月1~2日にかけて、ツイッター上には入社式に関する投稿が並んだ。同期の仲間と収まったスナップや、研修の様子を写した画像も見られる。

   だが少々気になる点もある。入社式の最中に自席から撮影されたような写真や、会社名がはっきりとわかる画像もあるのだ。式が退屈だとにおわせる書き込みも登場する。投稿者は実名だったり、仮名でも本人と思われる写真がアップされていたりした。

   そんな中、あるユーザーのツイートが注目を浴びた。30分程度で10人の新卒者のアカウントを特定したと明言。そのうち5人はプロフィル欄に会社名を入れており、3人は本名が特定できたとした。その気になれば、どこの企業に勤務する誰がどんなツイートをしているか、短時間で探し出せるという好例だろう。

   新入社員がツイッターの発言でトラブルにつながった事例は、たびたび起きている。2011年、スポーツ用品メーカーの社員が、来店したプロスポーツ選手について「悪口」ととられる内容を書き込み、インターネット上で「犯人探し」されてしまった。その後、このメーカーは選手本人らに謝罪することとなった。

   東京電力の新人とみられる人物が、交流サイト「mixi」でかみついたこともあった。東日本大震災と原発事故から1か月ほどしかたっていない時期に、批判的なコメントに対して「文句があるなら電気使うな」「(東電の幹部らを)批判する人間は自分が原発に行けばいいんじゃないですかね?」と返してしまったのだ。

   プロフィル欄には社名や本名がなかったが、ネット掲示板でこの人物を特定しようとの動きが高まり、その結果、mixiにある承認制の「東電2011年新入社員コミュニティー」に入っていることが突き止められたのだ。本人が身分を偽って入会している可能性もあり、本当に東電の新人だったかは微妙だが、その後この人物はmixiを退会している。

「誰かに見られていることを意識せよ」

   ツイッターやSNSは楽しみたい、しかし企業の一員となれば自分の失言で会社のイメージを傷つける事態になりかねない。新入社員はツイッターやSNSとどう付き合っていけばよいか。

   人材コンサルタントの常見陽平氏は、「誰かに見られていることを意識するのが大切」とアドバイスする。本名や社名をプロフィル欄に掲げていれば、社内の同僚や上司、取引先の目に触れる可能性が高い。そんな「無防備」な状態で顧客の悪口を書いたり、機密を漏らしたりすることがどれほど危険かを理解しておく必要があるというのだ。

   新人に限らず社員のツイッターやSNSを、企業の人事担当がチェックするケースも最近では珍しくないと常見氏。「仕事したくない」「会社やめたい」といったツイートが見られれば、本人のみならず上司もその管理方針が会社から問われる恐れもあるだろう。

   ツイッターの書き込みや画像投稿だけでなく、フェイスブック(FB)の「チェックイン」機能も気をつけた方がよいと常見氏は警告する。これは自分の居場所をFB上に表示するものだが、「例えば訪問先を『チェックイン』で公開すれば、その人の勤務先の取引相手がFB上の友人にばれることになります」(常見氏)。会社にとって、顧客情報の取り扱いは重要事項だ。

   企業に就職すれば、いやでも「看板」を背負うことになる。それだけに、ツイッターなどで不用意な発言をしたときに会社に対して責任が取れるのかを考えるべきだと、常見氏は話す。最近は就活対策でもツイッターをはじめSNSの利用上で「注意事項」が示されるという。「炎上」を巻き起こさないSNS活用術を新人時代に体得しておけば、その後の社会人生活でも「問題行動」に走ることはないはずだ。

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