富士フイルムが映画用フィルムの製造を終了することが明らかになった。
これで国内で映画フィルムを製造するメーカーは消滅したことになる。老舗フィルムメーカーも、デジタル化の波には逆らえなかった。
映画事業から撤退するのではない
映画のデジタル化が進んでフィルムの需要が著しく減少したため、映画上映用・撮影用のカラーポジ・ネガ、白黒ポジ・ネガフィルム、デュープ用フィルムなどの製造を中止する。ただ、映画事業から撤退するのではなく、デジタルデータのアーカイブ用フィルム「ETERNA-RDS」、デジタル映像撮影現場向け色管理システム「IS-100」などの製造は継続する。