2024年 4月 25日 (木)

アジア大会十種競技金メダルの右代啓祐選手 恩師と慕っている武井壮は何を語ったのか

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   仁川アジア大会13日目の2014年10月1日、陸上の男子十種競技で右代啓祐選手がこの種目で24年ぶりの金メダルを獲得した。右代選手は身長196cm、体重92kgという体格で次々と日本の十種競技の記録を塗り替えている期待の大型選手。16年のリオデジャネイロオリンピックではメダル候補と噂されるまでに成長しているが、そんな右代選手の恩師は今や超売れっ子タレントで、元日本十種競技チャンピオンの武井壮さん(41)なのだそうだ。

   右代選手のブログやツイッターには武井さんが写真入りで度々登場し、右代選手が活躍した際に武井さんは祝福のメッセージを送ってきた。果たして今回はどんな祝福の言葉が送られたのだろうか。

今まで考えもしなかった視点で指導してもらいました

「右代選手の話題」に触れるのはいつか(画像は武井さんの公式サイト)
「右代選手の話題」に触れるのはいつか(画像は武井さんの公式サイト)

   十種競技は「走・投・跳」すべてが求められる「キング・オブ・アスリート」と呼ばれる競技で、日本人は体格や持久力の問題でなかなか世界に行きにくいとされてきたスポーツだ。金メダルを獲得した右代選手は北海道江別市出身、国士舘大学の体育学部卒業後、現在は国士舘大学大学院スポーツ・システム研究科博士課程に在学中だ。

   中学から陸上を始め、高校2年の時に8種競技を始めると、その才能をめきめき開花させた。大学1年のときに日本ジュニア選手権10種競技で優勝を果たし、2011年に日本陸上選手権・混成競技10種競技で8073点の日本記録を樹立。8000点オーバーは日本人として初めての快挙で、12年には日本選手権で3連覇を果たし、この年のロンドンオリンピックでは7842点で20位と伸びなかったが、この競技では日本人として48年ぶりの出場を果たした。

   そんな右代選手を世界で戦えるまでに成長させたのが武井さんなのだそうだ。二人の出会いは武井さんが日本陸連の混成競技合宿の臨時コーチを務めていたときのこと。右代選手は投てきや跳躍といった種目が得意だが、走る種目が苦手で悩んでいた。そんな時、

「競技だけやっていても強くならないぞ」

との一言が苦手を克服するきっかけになり、11年には日本記録を樹立することになる。右代選手は14年1月20日付けのブログに武井さんと上半身裸のツーショット写真を掲載し、

「トレーニングに対しての考え方、アスリートとしての振る舞いなど 今まで考えもしなかった視点で指導してもらいました。恩師からの『頑張れよ!』の言葉が僕にとって最高のプレゼントであり、刺激になりました」

などと綴っている。この他にも武井さんとの話題はいろいろあるのだが、これは笑えるとネットで話題になったのは4月27日のツイッターだ。

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