2024年 4月 26日 (金)

花粉症防御の新商品が続々 ジェルやミスト、スプレー式...

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   くしゃみや鼻水、目のかゆみなど辛い症状に苦しまされる「花粉症」の季節が今年も到来した。2015年春は関東地方を中心に東日本の花粉量が前年に比べて「かなり多くなる」(環境省)と予想され、関係省庁が早々にマスクの着用などで予防に努めるよう呼び掛けている。薬品などのメーカー各社は花粉症対策の新商品PRに力を入れている。

   環境省などによると、今年のスギやヒノキの花粉は、東北や関東、東海、中国地方で例年より多く飛散する見込み。最も飛散量が多いのは茨城県で、水戸市では昨春の約11倍もの飛散が予想されるといい、同省は洗濯物を外に干さず、屋内干しするなど予防対策を強化するよう訴える。

鼻などに直接塗ったり吹きかけたりしてブロック

あの手この手で対策(画像はイメージ)
あの手この手で対策(画像はイメージ)

   各種団体や製薬企業が地域別の飛散予測をインターネットで公開する動きも活発化しており、協和発酵キリンはスマートフォン専用アプリによる「花粉予報」配信を既に1月から始めている。

   メーカー各社は技術を改良し、工夫を凝らした花粉症対策商品を続々投入している。最近目立っているのが、口や鼻を覆うマスクとは異なり、鼻などに直接塗ったり吹きかけたりして花粉をブロックするジェルやミストなどの「花粉防御剤」だ。マスクをする煩わしさから解放されるほか、女性は化粧崩れの心配がなくなるため、利用者は拡大。市場規模は既に30億円に上るという。

   今春もこの種の新製品やリニューアル品が増えている。アース製薬は「化粧水スプレー感覚で使用できる」という「アレルブロック 花粉ガードplusスプレー」を昨年末、発売した。静電気の発生を防ぐことで、花粉だけでなく、ウイルスや微小粒子状物質「PM2.5」をよせつけず、目や鼻、口への浸入を防ぐという。目や鼻の周りを直接ふくシートタイプも投入した。

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