「泥酔し警官殴打」JAL副操縦士に新事実 「免許」更新時にウソ、「飲酒NG」規程違反...

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   日本航空(JAL)の副操縦士(42)が宿泊先の金沢市で泥酔し、駆けつけた警察官を平手で殴って公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕された問題で、国土交通省は2016年7月13日、「運航乗務員の不適切な行為及び不十分な運航乗務員管理が認められた」としてJALを厳重注意したと発表した。

   JALや国交省の発表によると、今回問題を起こした副操縦士は10年11月にも滞在先のサンフランシスコで飲酒による問題を起こし、11年5月に「社内管理」及び「断酒」の条件付きで、いわゆる「操縦免許」の一部とも言える航空身体検査証明を受けたが、14年夏頃から飲酒を再開。航空身体検査証明を更新する際も、「断酒を継続している」とうそをついていた。

  • JALの副操縦士は「断酒を継続している」とうそをついていた(写真はイメージ)
    JALの副操縦士は「断酒を継続している」とうそをついていた(写真はイメージ)

「乗務前12時間以内の飲酒NG」を破っていたのは、機長と副操縦士の両方

   副操縦士をめぐる問題では、同じスケジュールで移動していた機長と副操縦士が16年6月27日の乗務終了後に金沢市内の飲食店で飲酒し、副操縦士が機長を殴るなどして暴行。目撃者が警察に通報し、2人は22時15分頃に駆けつけた警察官から職務質問を受けていたが、副操縦士が警察官を平手で殴ったため、公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕された。副操縦士は身柄を拘束され代わりの人員を手配できなかったため、6月28日7時35分に小松空港を羽田空港に向けて出発予定だったJL182便(ボーイング737-800型機)を欠航。搭乗予定だった81人は後続便や他社便に振り替えた。

   JALでは国交相の認可を受けた運航規程で「乗務開始の12時間前以降は飲酒をしてはならない」と定めている。機長と副操縦士の両方が、この規程に違反していたことが新たに明らかになった。

   JALでは再発防止策を早急に検討し、社内処分については「今後会社として厳正に対処します」としている。

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