キンコン西野、絵本スタッフに「臨時ボーナス」 無料公開するも「重版決定」

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   先日ネットで無料公開された絵本『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)の重版が決まり、発行部数が25万部を突破した。作者でお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが2017年1月24日のブログで報告している。

   制作スタッフにも「臨時ボーナス」を支給したと報告、紙版の売り上げが依然好調であることをアピールしている。

  • 今回は「作戦成功」?(写真は西野さん。16年10月撮影)
    今回は「作戦成功」?(写真は西野さん。16年10月撮影)

「市場が崩壊する」と叫ぶことで問題は解決できない

   西野さんは重版決定に際し、

「Webで無料公開したことによって、多くの方に届き、多くの方が本屋さんに足を運んでくださったことが僕は嬉しい」
「本当に皆様のおかげです」

と感謝の言葉を一言。

   制作に参加したイラストレーター33人全員の給料に「臨時ボーナス」を上乗せしたと明かした。

   『えんとつ町のプペル』の無料公開をめぐっては「クリエイターの報酬が下がる」との批判がネットを中心に沸き起こっていた。人気声優・明坂聡美さんも、17年1月19日、「作品の価値も、クリエイターに支払う対価も下げてしまう」とツイッターで批判した。

   西野さんは24日のブログで

「僕には絵描きの友達もたくさんいて、昨今問題になっている『絵描きの買い叩き問題』は対岸の火事ではございません。当然、良い状況とは思っていない」

とそうした批判に一部理解を示しつつ

「『市場が崩壊するだろー!』と叫ぶことが問題解決に向かっているとは僕は思わない」
「インターネットによって国境なんて無くなり、日本人の絵描きと、アメリカ人の絵描きと、中国人の絵描きと、タイ人の絵描き、さらにはコンピューターが、横並びで競争している時代なので、キチンと戦略を練って、『自分は何に時間を割くべきなのか?』と自答していかないと、飲み込まれてしまいます」

と反論している。加えて、

「『そんなことしちゃダメだ!皆、仲良く!』という人達とは、分かり合えない」
「ここは、学校や会社と違って、99.9%が脱落するチョット激しめの競争社会」

と持論を展開した。

「(制作スタッフの)生活の後押しを、できるかぎりやろうと思います」

   一方、『えんとつ町のプペル』の制作スタッフに対し、

「1円でも多くお給料がお支払できるよう努め、手が届く範囲のスタッフとスタッフの家族を守ろうと思っています」
「生活の後押しを、できるかぎりやろうと思います」

と経済的支援を続ける意思を示している。

   1月24日11時30分現在、通販サイト「Amazon」が発表している「本」ジャンルの売れ筋ランキングで、同作は2位となっている。

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