2024年 4月 19日 (金)

無警戒すぎないか職場での足元 「それひょっとして、あれ?」

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   突然ですが、読者の皆様は職場で靴を履きかえていますか?

   いわゆる室内履きです。昔は、役所へ行くと職員さんたちがサンダルに黒い腕抜き(肘から手首までを覆う汚れ防止カバー)姿で窓口対応をしていました。最近は、腕抜きこそほとんど見かけませんが、サンダル姿は役所に限らず、民間企業でもいまだ目につきます。一日中革靴やパンプスで過ごすよりも、開放的で足がとても楽なのは容易に想像できます。

  • いくらなんでもスリッパでは
    いくらなんでもスリッパでは
  • いくらなんでもスリッパでは

慎み感じられず、残念

   話は少々逸れますが、研修中に靴を脱いで受講している男女が一定数います。また食事中に靴を半分脱いで、つま先に引っかけぶらぶらさせている人も見かけます。特に女性の場合は、慎みが感じられず、とても残念な気持ちになります。

   さて、話を室内履きに戻しますと、ビジネスマナーでは、室内履きでお客様に対応するのはNGです。だって、お客様はスリッパや室内サンダルで会社を訪問しませんから。訪問を受ける側が室内履きでは、お客様に対する敬意が感じられません。

   しかし、企業にはそれぞれ慣習や経緯がありますので、頭ごなしにダメとは言い切れません。私もそのような企業で研修をする際は、事情を伺った上で、室内履きを廃止するか継続するか、ご検討いただくようお願いしています。

   室内履きを選択する場合、お客様目線で、これだけはやめてほしいと思う点がありますので紹介します。

(1)スリッパ

   え~! スリッパ履いて仕事している会社なんてあるの? と思う方もいるかもしれませんが、実際にあります。

   スリッパの場合、歩くとパタパタ音がしますよね。それだけならまだしも、スリッパが脱げないよう、足をズリズリと引きずるように歩くので、見た目に姿勢が悪く、だらしない印象を与えます。

   絶対にNGなのは「便所スリッパ(特にビニール製)」と「キャラクターもの」。この2つを見た時は衝撃が走りました。安くて長もちの「便所スリッパ」はどうぞトイレで。お気に入りのキャラクター付きスリッパはご自宅でお願いします。

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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