兼八産業、規格外果実を活用した新ブランド「素材凝縮工房」を立ち上げ、Makuakeで先行販売開始

兼八産業が、約45年の実績を持つ自社製ドライフルーツ乾燥機と特許製法を駆使した新ブランド「素材凝縮工房」を立ち上げ、2026年5月23日より応援購入サービス「Makuake」にて先行販売を開始しました。
概要
兼八産業株式会社は、食品加工機器の製造・販売で培った約45年の実績と、一般社団法人長野県農村工業研究所の特許製法を融合させた新ブランド「素材凝縮工房」を立ち上げました。近年増加する異常気象による規格外果実の有効活用を目指し、全国の農家からの相談を受け、自社ブランド化を決定。独自の乾燥技術による“究極のドライフルーツ”を、2026年5月23日より応援購入サービス「Makuake」で先行販売します。
ブランド名:素材凝縮工房
先行販売プラットフォーム:Makuake
先行販売開始日:2026年5月23日
商品特徴:独自の低温乾燥製法による“究極のドライフルーツ”
ターゲット:美容と健康に関心の高い20~40代の女性
価格帯:1袋500円
特徴:砂糖・保存料不使用
異常気象と農作物の被害、フードロス削減への取り組み
記録的な猛暑や大雨は果実の品質に甚大な影響を与えており、農林水産省の調査によると、気象災害に起因する規格外品の発生率は平年の1.4倍に達すると推計されています。これにより、年間1,000億円を超える農作物の被害額が発生し、産地維持のためにはフードロス削減が喫緊の課題となっています。こうした背景から、「捨てられるはずの果実」を価値ある商品へ転換する動きが地方農家で加速しています。
参考:https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/yasai-kouontaisaku.html
農家からの切実な声と、兼八産業への相談増加
兼八産業には、「味は最高なのに、猛暑による日焼けや大雨の傷で出荷できない梨やリンゴを何とかしたい」といった、規格外果実の有効活用に関する農家からの問い合わせが急増しています。問い合わせ件数は前年同期比で730%に達しており、特に中規模以上の果樹農家からの切実な声が寄せられています。実際に試作した利用者からは、「独自の低温乾燥により、生で食べるより甘みが凝縮されて驚いた」といった高い評価を得ています。
45年の乾燥技術を結集した「素材凝縮工房」の挑戦
新ブランド「素材凝縮工房」は、食品乾燥機メーカーとしての45年のノウハウを注ぎ込んだ“究極のドライフルーツ”を提供します。一般的な高温乾燥とは異なり、果実の細胞を壊さない独自の低温乾燥製法を採用。これにより、素材本来の鮮やかな色、芳醇な香り、そして栄養価を限界まで閉じ込めることに成功しました。砂糖や保存料を一切使用せず、1袋500円という日常使いしやすい価格帯で、産地の想いを消費者に届けます。
メーカーから「産地共創型ブランド」へ、持続可能な農業支援を加速
兼八産業は、これまでの機器販売という枠組みを超え、全国の農家から直接仕入れた果実を加工・ブランド化する「産地支援型D2Cモデル」を本格化させます。2026年5月23日のMakuake先行販売を皮切りに、年内にはECサイトでの販売を開始する予定です。将来的には、全国の「こだわり農家」のプラットフォーム化を目指し、持続可能な農業支援を加速させていく方針です。
まとめ
兼八産業は、異常気象による規格外果実の有効活用とフードロス削減を目指し、新ブランド「素材凝縮工房」を立ち上げました。独自の低温乾燥製法による高品質なドライフルーツを、農家支援型のD2Cモデルで展開し、持続可能な農業への貢献を目指します。