2024年 4月 25日 (木)

亀田興毅が会見「世界一の親父だと思っている」

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    今日の「スッキリ!!」は、1時間54分まるまる「亀田テレビ」だった。ナマの会見を流すのも珍しいが、天気予報もなし、コマーシャルも最後にまとめて片付けるとは、まさに前代未聞。

いい会見だと思いますね

   午前9時、予定通りに協栄ジムの金平桂一郎会長が会見を始めた。が、亀田興毅の姿はない。渋滞で到着が遅れていると。会長が、処分として「亀田史郎:職を辞したいというので受け入れた」といったところへ、興毅が到着。

   会長に挨拶もせず、いきなり「いろいろご迷惑をおかけしました。まず内藤選手におわびしたいです。自分も含め、大毅も親父も深く反省しております。亀田家のせいで、ボクシング業界全体のイメージが悪くなって、ボクシング関係者、ファンのみなさん、申しわけございませんでした。亀田家を代表してお詫びします」と頭を下げた。

   会長が発表した処分は、

   ◇亀田史郎:辞職
   ◇大毅:状態をみて面会して厳重注意。練習再開時には会見・謝罪
   ◇興毅:3か月間試合自粛。協栄ジムで練習再開を認める。

   記者からはまず、なぜ史郎氏が来ないかの質問。興毅は「お前らもこの機会にもっと強くなってくれといっていた」

   反則の指示があったのかどうか。「反省してます」「いや世界タイトル戦だ。指示をしたのかしないのかは重要だ」「・・・」。金平会長が割って入って「言い訳をしないといっているのは、認めたということだ」

   「ひじでもいいから目に入れろ、の意味は?」「意味? 頭真っ白になっていたから、特別な意味は‥‥」「亀田用語だといったが」「よう覚えてもないし、映像も残っているし、反省してます」「認めると言うことですね」「はい」「ではなぜ、史郎さんはここへこないのか」

   金平氏が説明する。「会見には出ない。身をひく。興毅と大毅をよろしく、ということで受け入れた。わたしにはきちんとした謝罪はあった」

   興毅は「親父はああいう性格で不器用なところもあるし、出るとややこしいことになるかもしれないので、おれが長男として行くと」

   パフォーマンスはどうして生まれてきたのか? 「行きすぎたところもあった。試合に向けての作戦で、プレッシャーかけたり、これをやったら盛り上がるかなとか‥‥やりすぎの面あった」

   父親の教えは?

   「ここまで育ててくれたのは親父やし、チャンピオンにもなれた。悪くもいわれるけど世界一の親父だと思っている。いつまでたっても親父にかわりはない」

   「(離れても)新しい亀田スタイルをつくっていきたい。おれは自分の力でがんばっていきたい。大毅は続ける。世界挑戦まで来たんだし、つづけることが親父への恩返し。大毅自身がいちばんわかっている」

   「一日も早く気持ちを入れ替えてやっていきたい。不安だらけだが、一からのスタート。ファンには明るい姿を見せていきたい。ファンもいややろうし」

    言葉はぼくとつだが、意外にしっかりしていた。テリー伊藤が「いい会見だと思いますね。あそこまで言ってるのだから、武士の情けでという気もする」という。

   スタジオのチャンピオンたちも「若いのにがんばってるね」(輪島功一)、「意気込みは感じますね。新しいスタイル作ってほしい」(セレス小林)、「反省の色は見える。これからはい上がる亀田スタイルみてみたい」(坂本博之)と概ね好意的だった。

   加藤が最後に「会見を見ながら、なんでこんな騒ぎになったんだろうと考えていた。最初に謝ってれば、こんなことにならなかったんだろうと」といった。

   会見が続いているうちに、放送終了。CMの押せ押せで、最後はドタバタ。はたしてそれほどのネタなのか。祭りの後の空しさがつきまとう。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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