朝っぱらから加藤浩次(司会者)の眠たそうな垂れ目を見るだけでげんなりする番組であるが、この日はコーナーのファッションチェックに「スッキリ」ならぬ「ゲッソリ」した。週刊朝日で認知されたドン小西というオジサンが、あれこれ女性のファッションについてイチャモンをつけるのだが、他のテレビ番組で同じようなファッションチェックをしていたピーコより遥かに劣るのだ。ピーコの評は論理的で納得できる指摘をする。
ドン小西は恣意的で全く説得力がない。例えば、彼は黒を目の仇にして明るい色を着ろと書く時が多いが、相手のポストによって手の内を変える。この日も島谷ひとみと萬田久子が黒だったのだが、島谷のワンピース姿はボロクソ。萬田は女優として確たる地位を築いているので、全身黒を4つ☆で絶賛。島谷と萬田の差は洋服としては大してない。深読みすると、自分にとって後々プラスになる存在には気を使うということが丸見えなのである。
それより何より誰も指摘しないのが情けないが、ドン小西自身の見るに耐えないファッションをやっつけたい。この日はピンク地に黄色の絵柄と黄色のネクタイ。醜いメタボ腹からは水色(!)の下着だかインナーだかが覗き、理解に苦しむ色使いのスタイルだ。これでよくも人様の容姿に偉そうにチェックを入れられるものだと呆れた。権威(朝日系の週刊誌)に胡坐を書いた嫌な男である。
(黄蘭)

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