大手牛丼チェーン「吉野家」が展開している季節商品をめぐり、紙メニューの表記が、商品価格を見間違えやすいようなデザインになっているとXで波紋を広げている。
吉野家広報は取材に「結果として分かりにくい印象を与えたことについて、当社の配慮が十分でなかったと認識しております」などと説明し、改善を検討していると答えた。
「『左が899円』『右が789円』に見える」「100円差はデカい」
Xでは2026年1月中旬、吉野家が25年10月17日から販売している冬季限定の鍋商品「牛すき鍋膳」と「とんこつ醤油牛御膳」の紙メニューが注目を集めた。背景色が異なる2商品のイメージ写真が、同一ページに横並びで掲載され、各写真に重なって商品名が書かれたほか、2商品を横断して「各818円(税込899円)単品各718円(税込789円)」と表記されたものだ。中でも商品名と数字の文字サイズが大きく、目立つ。
これがXでは、商品の価格が個別に示されているように誤認しうるとみられ、「どう見ても『左が899円』『右が789円』に見えるミスリード」「写真が真ん中で区切られていて商品名の下にそれぞれ価格が書かれていたら、それは誰だって間違えるよ」「右の方がちょっと安い商品である表記に見える」「この金額の100円差はデカい」「これはデザインが悪い」といった声が相次いでいる。
今回の事案について、吉野家広報は16日にJ-CASTニュースの取材に応じ、「この度は、当社の表現により誤解を招く結果となり申し訳ありませんでした。ご指摘やご意見については、真摯に受け止めております」と回答した。制作の狙いは、
「当該デザインは、価格や商品情報を簡潔に伝えることを意図して制作したものでしたが、結果として分かりにくい印象を与えたことについて、当社の配慮が十分でなかったと認識しております」
と説明し、「今後は、わかりやすさと誤認が生じないことを最優先に、紙メニューを含めた表示・デザインの見直しを検討・実施してまいります」と対応を伝えている。