2024年 4月 24日 (水)

池上彰NHK出戻り「Eテレ」で週1レギュラー4月から

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   1年ほど前、「テレビのすべてのレギュラー番組を降板する」と宣言したジャーナリストの池上彰氏だったが、この年末年始は大忙しだった。年またぎで7時間半の生番組をこなし、年が明けても通貨や現代宗教を解説する冠スペシャル番組が続き、その間にはBS放送でこれまでの出演番組が再放送されていた。そして、とうとう古巣のNHKでレギュラー番組も持つことになった。Eテレで4月9日(2012年)スタートの「メディアのめ」(月曜あさ9時25分)で、小学生向けに新聞やテレビなどの情報の活用の仕方を「授業」する。「週刊こどもニュース」で培ったわかりやすい解説の本領発揮だ。池上は再び「テレビの人」に戻るのか。

   「お笑い系を別にすれば、いまや冠番組で視聴率をとれるのは池上彰ぐらいしかいない。テレビ局の方が放っておかないということでしょう。池上自身も本だけでは収入はしれていて、事務所の維持や取材費などがきつくなる。テレビ出演は収入が大きいし、本の宣伝や講演以来などにもプラスという判断じゃないですか。今年は世界中でいろいろなことがおきそうだから、池上の番組が多くなると思いますよ」(キー局プロデューサー)

   池上を重宝するのはいいが、制作サイドに自局の報道記者や解説記者を使ってわかりやすい番組を作ろうという心意気はないのか。それとも、それだけの解説ができる記者がいないということなのか。(テレビウォッチ編集部

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